街中アートDB公開
2022-06-13 13:00:06
国内最大級のパブリックアートデータベース『Public Art Database(β)』リリース!街中アートをデジタルアーカイブ
一般社団法人アットアートは、日本全国のパブリックアート作品を網羅したデータベース『Public Art Database(β)』を公開しました。このデータベースは、街中や駅などに設置された彫刻や壁画などのパブリックアート作品とその位置情報をアーカイブしており、国内最大級規模を誇ります。
これまで、パブリックアートは地域住民に親しまれる存在でしたが、時間の経過とともにその存在意義や作成背景が忘れられてしまうケースもありました。また、経年劣化による損傷や維持管理の問題も課題として挙げられていました。
アットアートは、このような状況を改善するため、2012年から活動を開始し、Webサイト「@ART」を運営してきました。同サイトでは、これまで1095作品の情報が掲載されており、Facebook、Twitter、Instagramなどを通じて情報発信を行ってきました。
『Public Art Database(β)』は、これらの活動の集大成ともいえるものです。データベースには、作品名、作家名、設置年、場所などの情報に加え、地図上の位置情報も掲載されています。これらの情報を活用することで、旅行や観光、アート巡りなどに役立ちます。また、地域活性化や芸術文化の継承にも貢献すると期待されています。
アットアートは、今後もデータベースの充実を図るとともに、地域振興を目的としたマップ制作、芸術祭やアートイベントとの連携、広告メディア(OOH)での活用など、さまざまな展開を予定しています。さらに、Web3.0時代のアートプラットフォームの実現を目指し、NFTを用いたパブリックアートの持続的活用方法の模索、地域のアート情報共有に特化したDAO(分散型自律組織)コミュニティーの運営も計画しています。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人アットアート
- 住所
- 東京都世田谷区
- 電話番号
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