経営者に寄り添う新たなサポートツール
株式会社めぐみソフトが提供する「社長のAI分身」が、ビジネスチャットツール「Slack」との連携機能を2023年12月22日に正式にリリースしました。この新機能により、経営者の理念や判断基準を学習したAIアシスタントと、普段使用しているSlack上でシームレスに対話ができるようになります。これにより社内の業務がさらに効率化され、経営者の思考がチーム内で広がります。
なぜSlackとの連携が重要なのか?
1. 業務フローを壊さない
この新機能を利用することで、AIに相談するためのアプリの切り替えが不要になります。これまでは、特定のWebページを開いてログインしなければならなかったため、業務の流れが中断されることが多くありました。しかし、Slack連携では、普段の業務を進めながらも、同僚に話しかける感覚でAIにメンションを送ることができ、相談が可能になります。これにより、業務のスピードを維持しつつ、必要な情報を即座に得られます。
2. 学びの共有が促進される
AIによるサポートは、個別的な相談にとどまらず、チーム全体での学びを加速させることができます。Web版での個人的な相談とは異なり、SlackのパブリックチャンネルにBotを招待することで、一人の疑問に対する社長のAIの回答がチーム全体に共有される仕組みが整います。このプロセスにより、経営理念や判断基準がスタッフ全体に浸透しやすくなります。
3. 利用のハードルが下がる
AIとの対話が心理的にハードルの高いものであった社員も、Slack内で使い慣れたスタンプやスレッド機能を用いることで、気軽にAIにアクセスできます。この環境は、AIがチームの一員として自然に溶け込むことを可能にし、現場での支援がよりスムーズに行えるようになります。
導入から利用開始までのステップ
「社長のAI分身」の導入はシンプルで、以下の4つのステップで完了します。
1.
社長ヒアリング - 経営理念や判断基準を詳しくインタビューし、AIに学習させることで、社長が持つ判断軸を明確にします。
2.
社内ドキュメントの連携 - 業務マニュアルや議事録といった社内ドキュメントをAIに学習させることで、理念だけでなく具体的なルールに基づいたサポートが可能になります。
3.
メンションで相談開始 - 導入が完了した後は、任意のチャンネルでBotにメンションを送信し、相談を開始します。
4.
会話スタート - AIとの対話が始まり、具体的な判断基準に基づいた迅速な回答が得られます。
社長のAI分身との会話例
ユーザーが営業部の田中さんだとしましょう。
田中:`@社長のAI分身 クライアントへの提案書の方向性について迷っていますが、どう思いますか?`
社長のAI分身: `田中さん、お疲れ様です。その提案ですが、当社の理念である「顧客の成功」という観点からさらに強化する必要があるかもしれません。問題解決ストーリーをもっと厚くして、先方が真に価値を感じられる内容に仕上げることをお勧めします。以前共有した『提案書作成ガイドライン』も参考にしてみてください。`
企業紹介
株式会社めぐみソフトは、「ITで社会にめぐみをもたらす」という理念のもと、電話システムやWebシステムの開発、自社アプリの運用を行っています。特に自動化と効率化に重点を置いた高い技術力が特徴で、クライアントに対して使いやすく高性能なサービスを提供しています。また、システム開発に加え、技術顧問としての役割も果たし、新規事業構築や組織マネジメント支援、データ分析などの分野でもサポートを行っています。
会社概要
- - 商号:株式会社めぐみソフト
- - 代表者:代表取締役 中庄谷 栄太郎
- - 所在地:東京都港区浜松町2-2-15 浜松町ダイヤビル2F
- - 設立:2019年7月
- - URL:megumi-soft.com
- - 電話番号:050-3152-9731
このような新しい技術の導入により、ビジネスの現場がいかに変わるかをぜひ体感してみてください。