STORESとQuickTicketが提携
2017-07-21 12:00:09

STORES.jpとQuickTicketが連携し、誰でも簡単に電子チケット販売が可能に

オンラインでの電子チケット販売が身近に



最近、多くのイベントが電子チケット化を進める中、中小企業や個人事業主が運営するイベントでは、依然として紙のチケットが主流です。これは、紙チケットの発行には印刷費用や送料が掛かり、さらにチケットの管理や販売場所、人員の確保など、さまざまな手間が伴うためです。

そうした中、株式会社ブラケットが提供するオンラインストア構築サービス『STORES.jp』と、playgroundが提供する電子チケット発券サービス『QuickTicket』が連携しました。この提携により、STORES.jpで開設したオンラインストアにて、誰でも簡単に電子チケットを販売できる新機能が追加されます。

今回の連携によって、イベント主催者は元々紙チケットで発生していたコストから解放されます。電子チケットはSTORES.jpの決済手数料のみで販売可能で、従来のチケット販売に伴う煩雑さを軽減。さらに、電子チケットの発券手数料はチケットを購入した顧客が負担する仕組みとなっており、イベント主催者には一切の追加コストが掛かりません。特に、無料チケットを扱いたい主催者には、STORES.jpの有料会員制度(980円/月)への登録で、決済手数料も発券手数料も無料で提供されるため、大変魅力的です。

この取り組みは、中小企業や個人が運営するイベントだけでなく、地方自治体が主催するイベントや無料のライブイベント、さまざまな趣向を凝らした催し物への導入が期待されています。これにより、より多くの主催者が電子チケットの利便性を享受することができ、また参加者も手軽にチケットを手に入れられるようになります。

『STORES.jp』の特長


STORES.jpは、誰でも簡単にオンラインストアを構築できるサービスを提供しています。ウェブサイトの制作経験がない人でも、最短2分でオリジナルのオンラインストアを作成できます。このシステムでは、デザインテンプレートを活用して独自のストアデザインを実現できるため、クリエイティブな表現が可能です。登録から開業までのスピード感が魅力で、2017年には70万件以上のストアが誕生しました。

『QuickTicket』の利点


一方、QuickTicketは、低コストで電子チケット販売を実現するためのクラウドサービスです。既存のチケット販売システムにAPIを統合するだけで、電子チケット販売が開始でき、特別なアプリなしでLINEやFacebook、メールなどのコミュニケーションアプリを通じて発券ができます。これにより、購入者は手軽に電子チケットを利用できるようになり、面倒なアプリのダウンロードは不要です。

さらに、playgroundはシステムメンテナンスや機能のアップデートを行っているため、導入した企業は常に最新の機能を利用可能です。これにより、イベント主催者は注意すべき課題から解放され、より多くの時間をイベント運営に費やすことができるでしょう。

未来の展望


今回のSTORES.jpとQuickTicketの連携は、電子チケットの普及によって中小企業や個人事業主、地方自治体が運営するイベントへ新たな風を吹き込むことが期待されます。デジタル技術の発展により、これまでは実現が難しかった新しい価値を提供することを目指す二社の今後の展開に注目です。両社は、テクノロジーを駆使してイベント運営をさらに効率化し、参加者と主催者のいずれにとっても魅力的な体験を創出していくことでしょう。

会社情報

会社名
playground 株式会社
住所
東京都千代田区一番町 4−6 一番町中央ビル 2F 3F
電話番号

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