岡山の地域課題解決
2025-02-11 23:51:22

地域課題解決に向けた産学官連携イベント「オープンイノベーション Match Up」を開催

岡山大学が「オープンイノベーション Match Up」を開催



2025年2月11日、岡山大学が主催する「オープンイノベーション Match Up」イベントが開催され、地域課題解決を目指す産学官連携の重要性が再確認されました。このイベントには、企業、研究者、学生、自治体の関係者128人が集まり、各者の視点から地域の課題に取り組むことを目的としました。

オープニングの重要なメッセージ



最初に、OI-Startの会長であり岡山大学の教授である野上保之氏が開会の挨拶を行いました。彼は企業や学生がデジタル技術を活用する上での課題を指摘し、このイベントが内発的な動機づけを促し、より多くの連携を生むことへの期待を表明しました。

続いて、ノートルダム清心女子大学の中本幸一教授が「IT × データ × AI と地域」というテーマで講演を行い、ITやAIの活用が地域社会にどのように影響を与えるかを考察しました。特に、デジタル人材の不足が現代の課題であることを強調し、DXを推進するための人材育成の重要性が語られました。

地域施策についてのディスカッション



その後、笠岡市の栗尾典子市長がゲストトークを行い、地域課題の具体例として、持続可能なまちづくりに向けた施策を説明しました。彼女は、柔軟な発想と知恵を持ち寄ることの重要性に言及し、参加者に対し笠岡市を実証の場として利用することを奨励しました。

参加者間での具体的なアイデア創出



イベントは、シーズ発信や産学連携事例紹介から始まり、その後のアイデアセッションでは、参加者が14のテーブルに分かれ、具体的なテーマに基づいて自由に議論を行いました。「未使用の施設の有効活用」や「観光客の滞在時間を増やすためのデジタル支援」など、様々な地域課題へのアプローチが提案されました。ファシリテーターの指導のもと、参加者は解決策をまとめ、企業や自治体に提案を行いました。

未来への展望



参加した岡山大学の学生は、このイベントを貴重な機会として捉え、企業や大学との連携の重要性を再認識しました。最後に、OI-Startの安東幸恵副会長が、今後の産学官連携の重要性や、新たなイノベーション活動への期待を述べ、本イベントの意義を総括しました。

このような活動は内閣府の「地域中核大学イノベーション創出環境強化事業」の一環としても位置づけられており、今後も岡山大学は地域の課題解決に向けて取り組んでいく方針を示しています。ページの最後には、OI-Startの公式ウェブサイトへのリンクが掲載されており、新たな研究や合作に興味がある方には、ぜひ参加を呼びかけています。地域の発展に貢献する岡山大学の活動に、今後も注目が集まります。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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