自動物流道路の実証実験
2026-03-27 13:23:09

自動物流道路の社会実装に向けた実証実験が横浜で実施されました

自動物流道路の実証実験が横浜で開催



2023年1月29日から30日の2日間、神奈川県横浜市にある「Landport横浜杉田」で、自動物流道路の社会実装に向けた実証実験が行われました。本実証は、国土交通省が推進する「自動物流道路」構想に基づき、物流の効率化と無人化を目指したものです。この取り組みには野村不動産、IHI、ナカオ工業、フジトランスポート、NX総合研究所など、多様な企業が参加しています。実証公開日には約70名の関係者や報道陣が見学に訪れ、注目を集めました。

1. 自動物流道路とは



自動物流道路(Autoflow Road)とは、道路上に物流専用スペースを設け、無人搬送機がクリーンエネルギーを使って24時間荷物を運ぶシステムです。ドライバー不足や物流小口化、燃料コストの高騰など、日本が直面する様々な課題に対処するための構想です。国土交通省は2030年代半ばまでに、自動物流道路の導入を目指しています。

2. 実証実験の内容



本実証実験では、自動物流道路の本線と拠点間の積替え空間を模擬的に再現しました。10トントラックから自動フォークリフト(AGF)による荷卸し、自動倉庫への保管、搬送機器への積替えが行われ、作業時間や必要な面積が計測されました。さらに、トラックの到着情報を基に、ドライバーの荷待ち時間を短縮するための提案も検証されました。

ユースケースの紹介



  • - ユースケース①: 自動荷卸しと自動倉庫への積み込みを行い、作業効率を測定。
  • - ユースケース⑥: トラックの到着情報と連携し、自動出庫と荷積みの効率化を測定。

3. 各社の役割と今後の展望



野村不動産の役割


野村不動産は実証の取りまとめや場所の提供を行い、具体的な課題を抽出しました。自動物流道路の構想における物流量やトラック台数に応じた新しい機能や設備が必要とされていることを確認しました。

IHIとIHI物流産業システムの貢献


IHIは、無人フォークリフトや高速道路に適応した AGV(自動搬送車)との連携によって、物流全体の効率化を図ることができるようになりました。物流センターのオペレーションを見直し、新たな価値創造に向けた第一歩です。

ナカオ工業とフジトランスポートの挑戦


ナカオ工業は、ドライバーが車内から操作できる仕組みによる荷役作業の自動化を予定しています。また、フジトランスポートは、現実のオペレーションにおける実務的な課題も見つけ、今後も段階的に検証を重ねていく方針です。

NX総合研究所の知見


NX総合研究所は、実証から得られた知見を基に、自動物流道路の安定した社会インフラとしての運用に必要な技術的課題を解決する未来を見据えた活動を続けていきます。

4. 結論



自動物流道路の実証実験は、効率的な物流機能の発展を目指しており、関与する企業各社がそれぞれの役割を果たしながら最新の技術とアイデアを結集しています。これからの物流業界に新たな風を吹き込む重要な一歩となるでしょう。


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会社情報

会社名
野村不動産ホールディングス株式会社
住所
東京都港区芝浦一丁目1番1号 BLUE FRONT SHIBAURA TOWER S
電話番号
03-6381-7244

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