物流効率化プロジェクト
2025-11-05 15:28:37

トラック物流の効率化へ!Hacobuと日野自動車が新プロジェクトを開始

トラック物流の新たな取り組み



株式会社Hacobu、日野自動車株式会社、そして日野グローバルロジスティクス株式会社の3社は、トラックの荷待ちや荷役作業を効率化するための共同プロジェクトを発表しました。このプロジェクトは、トラック輸送の現場で発生する時間のロスを取り除き、業務の生産性を向上させることを目的としています。

プロジェクトの背景



自動車業界では、ジャスト・イン・タイム(JIT)生産方式が広く採用されており、必要なものを、必要な時に、必要な量だけ生産することが求められます。これに伴い、部品配送トラックがいつ、どのゲートから工場に入庫し、出庫するのかを正確に把握することが、迅速かつ効率的な生産管理に繋がります。

また、日本自動車工業会が設定した「自主行動計画」では、「荷待ち・荷役作業に関わる時間の把握」が特に重要な課題として挙げられています。これらの課題に対処するため、Hacobuは自社の動態管理サービス「MOVO Fleet(ムーボ・フリート)」を機能拡張し、より効率的なトラックの情報管理が可能となるよう取り組みを進めています。

MOVO Fleetの機能拡張



「MOVO Fleet」は、配送計画をリアルタイムで管理できるダッシュボードを備えており、新たにGPS測位データの補正・クレンジング機能が実装されました。これにより、日野自動車が製造するトラックの位置情報が正確に取得できるようになり、入庫・出庫時間を自動的に計測できるようになりました。これまでドライバーの手を煩わせることなく、荷待ちや荷役作業の状況をリアルタイムで把握できるのは大きな前進です。

この改善により、トラックごとの入庫実績の精度が向上し、それぞれの傾向分析や荷待ちの実態把握が可能になります。日次や週次での改善活動に役立てることで、顧客のビジネスに貢献することが期待されています。

企業のコメント



このプロジェクトに関する企業のコメントも掲載されており、HacobuのCEOである佐々木太郎氏は、「日野グローバルロジスティクス様との取り組みは、まさに現場から生まれた共創プロジェクトです。この新しい機能により、業界全体への応用可能性が広がることを期待しています」と述べています。

一方で、日野自動車のChief Logistics Officerで日野グローバルロジスティクス社長の山根良和氏は、「ドライバーの負担を軽減し、安全・確実な物流を実現するために、Hacobu様との取り組みは大きな一歩だと考えています。今後もテクノロジーを活用し、より高精度な物流マネジメントを実現していく所存です」と語りました。

今後の展望



今後、この共同プロジェクトを通じて得られた知見を活かし、GPS測位精度のさらなる向上やデータ分析の自動化を進めることで、工場全体の稼働効率を最適化することを目指しています。Hacobuは、クラウド物流管理ソリューション「MOVO」シリーズを展開しており、物流のデジタルトランスフォーメーション(DX)のパートナーとして、さまざまな企業の最適化を支援しています。

この新たな取り組みが、物流業界に与える影響は計り知れず、今後の進展にぜひ注目していきたいですね。


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会社情報

会社名
株式会社Hacobu
住所
東京都港区芝5-29-11G-BASE田町4階
電話番号
050-5358-8885

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