毎日新聞の校閲力講座・基礎編第2期が公開、言葉の力を深めよう

毎日新聞社、校閲力講座・基礎編第2期をリリース

毎日新聞社が運営する「毎日ことばplus」は、2024年6月にリリースした校閲力講座の第2期を発表しました。この講座は、校閲の基礎的な知識と技術を身につけたい方々に向けて設計されています。特に校正や校閲の仕事に携わる人、編集や翻訳に関わる人、また言葉に興味を持つすべての方々に新たな学習の場を提供します。

初めての「入門編」が大好評を博したことを受けて、全80本の動画を段階的に公開する形式で進められることになりました。第1期では校閲の基礎を網羅する内容が紹介され、視聴者の反響は非常に高かったのです。しかし、実際の校閲の作業には更なる実践が必要ということで、全く新しい基礎編が準備されました。

実践的な学びを重視

新たにリリースされる基礎編の第2期では、受動的ではなく、自主的に校閲を「経験」できる内容が盛り込まれています。特に実際の校閲作業で役立つ実例や誤用例を交えながら、全体で80回の動画を分けて提供します。第2期は10回セットで5000円（税込）で販売され、1回あたりの視聴時間は約10分。視聴及び購入期限は設けていないため、自分のペースで学ぶことが可能です。

また、8月末までに第2期を購入した方には、Amazonギフトカード500円分がプレゼントされます。この機会を逃す手はありません！

徹底したカリキュラム

この講座は毎日新聞校閲センターの経験豊富な校閲記者によって創り上げられています。内容は視覚的にも理解しやすく、多彩な図を使って説明をしています。第2期では11回目からスタートし、まずは辞書の使い方についての講義が行われます。次の3回では「正確な漢字表記」を学び、15回目からは、校閲記者が発見した間違いとその分析・解説が続きます。柔軟に知識を深められる内容となっています。

さらに、PDF教材もセットになっており、動画の内容を再確認したり、補足資料や実践的な練習問題に取り組むことができるので、より実践に即した経験を得られます。