AKQAと伊藤忠商事の提携
2025-12-18 11:10:02

AKQAと伊藤忠商事、革新的なデジタルトランスフォーメーションを加速する新提携

AKQAと伊藤忠商事の提携拡大



2023年12月18日、WPP傘下のAKQAと伊藤忠商事が日本における事業成長を加速させるため、提携を拡大することを発表しました。これまでの5年間の協業を経て、さらなる革新を目指していくこの動きは、AKQAの先進的なクリエイティビティとテクノロジーが、伊藤忠商事の確固たる市場基盤に結びつくことで実現します。

提携の具体的な内容として、AKQAの日本事業が統一された組織として展開されることが挙げられます。これにより、AKQAは日本市場への長期的な投資をさらに強化し、より高品質なサービスを提供できる体制となります。クリエイティブ、デザイン、インテリジェントプロダクション及び新たなテクノロジーに基づくエンドツーエンドのモデルを導入し、企業の既存の枠を超えた価値創出を目指します。

AKQAのグローバルCEO、バイジュ・シャー氏は、日本市場について次のように述べています。「日本は十分なデザイン力と独創性が結集する地であり、AIによって業界の運営方法が変わる今、その導きは想像力や文化理解にかかっています。今回はそれらの要素を見事に融合させ、ブランドが新たな成長の源を得られるようサポートします。」

さらに、伊藤忠商事の執行役員である堀内真人氏は、「顧客は今、クリエイティビティや利便性、感情が組み合わさった体験を求めています。これを実現するには、デザイン、テクノロジーと戦略の緻密な統合が不可欠です。AKQAとの提携を強化することで、私たちはこのニーズに応えることができるのです」と語っています。彼はまた、二社の強みを組み合わせることで企業変革をしっかりと支援できる体制が整ったと自信を示しました。

この提携拡大は、AKQA Tokyoの新たなExecutive Strategy Directorに岡橋惇氏が任命されたことを受けてのもので、今後の展開に注目が集まります。

2020年から始まった両社の提携は、AKQAのグローバルにおけるデザインとイノベーションの専門知識、そして伊藤忠商事の市場における豊富な知識とネットワークを融合させることで、日本の企業が持つ変革への道筋を支援することを目的としています。

新たな提携では、AKQAの既存の拠点であるAKQA Tokyoと、2022年に設立された合弁会社AKQA ukaが一つの組織に統合され、国内外のブランドに対する優れたサービスの提供が可能になります。この統合により、両社は日本市場において強力なポジションを確立することが期待されています。

伊藤忠商事は160年以上の歴史を持つ総合商社で、国外にも90以上の拠点を展開しています。取扱商品は多岐にわたり、日本国内での商業取引に加え、輸出や国際ビジネスにも注力しています。一方、AKQAは、想像力とテクノロジーを融合させて新しい体験を生み出すクリエイティブな企業で、世界中で評価されています。

今後、この提携がどのように日本のブランド体験を進化させていくのか、期待が高まります。AKQAと伊藤忠商事が手を組むことで、顧客にとっての新たな価値を提供し、日本市場のさらなる発展が期待されるでしょう。


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会社情報

会社名
WPPマーケティング・コミュニケーションズ合同会社
住所
東京都渋谷区恵比寿恵比寿ガーデンプレイス30階恵比寿ガーデンプレイスタワー
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