六本木のチャイニーズレストラン「虎峰」が新コースを展開！

六本木で進化を遂げた中華料理「虎峰」

六本木に位置するチャイニーズレストラン「虎峰」は、2025年5月から新しいコースの提供を開始しました。このレストランは、これまでの“少量多皿”スタイルから進化し、全13品の新たなコースを導入しました。

新しいコースの魅力

新たなコースでは、従来のスタイルを見直し、一皿ごとの完成度を高めています。料理には、伝統的な中華の技術にくわえ、和食の要素も取り込まれており、馴染みのある dishes に新たな解釈が加わりました。

特に印象深いのは、「稚鮎の椒麻ソース」。これは、和食の「のぼり串」によって仕立てられた一品で、コーングリッツに包まれた稚鮎が、爽やかな椒麻ソースと共に楽しめます。器には有田焼の「AWA」シリーズが使用され、見た目にも楽しめる仕上がりです。

「林檎の北京ダック」も注目の一皿です。一般的には胡瓜や葱を添えるところを、林檎を使うことで、酸味と甘みが絶妙に鴨肉の旨味を引き出しています。加えて添えられる「油条」による食感のアクセントが特徴です。

特製デザートで締めくくり

コースの最後には、「楊枝甘露」が用意されており、八朔とココナッツアイス、杏仁風味のクランブルが華やかさを演出します。この伝統的スイーツが虎峰流のアレンジによって一層魅力的になっています。

アルコールペアリング

料理に合わせるアルコールも重要な要素で、ワイン中心のペアリングや、中国茶を用いたティーペアリングも続けて提供されます。食材とお酒の調和を楽しみながら、虎峰が目指す深化した中華料理の世界をぜひ堪能してみてください。

レストランの背景

「虎峰」の名前には、中国語で「虎」は才知を表し、「峰」は頂を意味します。つまり、才能を養い、頂点へ向かうという想いを込められています。料理長・金子優貴さんは、これまでの経験を活かし、料理の質を格段に向上させています。彼は、「Series」というレストランでミシュラン一つ星を獲得した経歴を持ち、その技術を「虎峰」にも存分に反映させています。

店内はコの字型のカウンターで、シェフの技や香りを感じながら食事を楽しむことができる特別な空間です。また完全予約制で、周囲を気にせず集中して美味しい料理を楽しむことができます。