株式会社biomy、AI病理解析エンジンの開発に成功
株式会社biomyがこの度、世界で最も優れた性能を誇るAI病理画像解析エンジンの開発に成功しました。この技術革新により、医療の現場での応用が期待されています。
競争を勝ち抜いた技術力
biomyは、上皮細胞やリンパ球、マクロファージ、好中球のセグメンテーションと分類性能において、国際的な評価を受けるIEEE ISBI 2020 Multi-organ Nuclei Segmentation And Classification Challengeに参加し、英国のTissue Image Analytics(TIA)Labの記録を大きく上回る結果を収めました。特に、セグメンテーションと分類性能の評価指標であるWeighted PQ valueにおいて、tai labやShanghai Jiao Tong Universityなどの既存技術を凌駕したことは、biomyの技術革新力を証明しています。
ビッグデータを利用した医療支援
biomyの開発したAI病理画像解析エンジンは、病院で蓄積されたビッグデータを活用して、抗腫瘍薬の予後予測を行います。これにより、医師や治療チームがより確実な投薬判断を下すことができるようになります。AIの進化により、医療の現場での意思決定が迅速かつ正確に行える未来が見えてきました。
biomyの企業理念
株式会社biomyは、AI技術とバイオテクノロジーの融合を基にしたデジタルファーマカンパニーとして活動しています。創薬ターゲットの発見や効果予測、さらにはデジタル療法に至るまで、多岐にわたる取り組みを行っています。このアプローチにより、医療の更なる進化を目指す姿勢が特徴です。
BioJapan 2021での発表
biomyは、2021年10月15日に開催されるBioJapan 2021で、「教師なし学習で切り開く病理画像解析の新境地とコンパニオン診断への応用」と題した発表を行います。そこでは、大学病院に蓄積された過去の患者データを機械学習を用いて解析し、患者ごとに最適な医療モダリティを予測するAIの取り組みが紹介される予定です。これからの医療におけるコンパニオン診断の在り方についても提案されることが期待されています。
株式会社biomyの概要
- - 会社名: 株式会社biomy
- - 所在地: 東京都渋谷区渋谷3-6-2 エクラート渋谷5F
- - 代表取締役社長: 小西 哲平
- - URL: biomy公式サイト
より詳しい情報は、同社の公式サイトやプレスリリースを通じてご確認いただけます。お問い合わせは、E-mail:
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この技術の進展が、今後の医療の質を向上させることに寄与することを願っています。