新聞で野球を知ろう!
岩手日報社が展開する新たなプロジェクト『バットになる新聞』が始まりました。この取り組みは、子どもたちに野球の楽しさを知ってもらい、参加するきっかけを提供することを目的としています。プロジェクトは、特に野球に触れる機会が少ない子どもたちを対象にしたもので、新聞広告を使って自宅で楽しめる「新聞野球」を実現します。
プロジェクトの背景
近年、岩手県からは多くのプロ野球選手が誕生し、海外で活躍する選手も増えてきました。しかし、世代を超えた野球人口は徐々に減少しているという現実があります。特に、10代の野球人口は2001年の282万人から2023年には174万人へと約100万人も減少しました。この減少はルールを知らない子どもたちの存在とも関連しています。そのため岩手日報社は、子どもたちが野球に触れるきっかけを提供するためにこのプロジェクトを立ち上げました。
新聞バットの登場
『はじめての野球新聞』では、新聞を丸めることで野球バットやボール、さらには新聞ユニフォームを作成できる新しい試みです。これにより、家の中でも楽しめる新聞野球が実現します。このプロジェクトでは、親が子どもに野球のルールを教えたり、初めてボールを打ったりすることで、親子のコミュニケーションを深めることができます。これらの経験が、子どもたちの将来的なスポーツへの関心につながることを願っています。
プロジェクトの意義
このプロジェクトの目指すところは、岩手から再び多くの野球選手を輩出し、野球を楽しむ子どもたちが増えていくことです。今回の取り組みが成功すれば、全国的に野球人口の増加にも寄与し、岩手が野球大国として名を馳せる日も夢ではありません。親子で楽しめる新聞野球から、未来の名選手が誕生する日を楽しみにしています。
大船渡市への支援活動
さらに、このプロジェクトは大船渡市における支援活動とも連携しています。2023年2月に発生した大船渡の林野火災では、多くの建物が被害を受け、大きな影響が地元にもたらされました。このプロジェクトを通じてのクラウドファンディングは、リターン商品購入を通じて大船渡市の少年野球チームの支援にもつながります。
支援コース
- - かもめの玉子: さいとう製菓
- - 酢の素: 水野醬油店
- - 少年野球チームへの軟式ボール寄贈: 大船渡市野球協会経由
クラウドファンディングの詳細
『バットになる新聞』プロジェクトは、CAMPFIREでクラウドファンディングを実施しています。目標金額は200万円で、支援コースは3,000円から100,000円まで用意しています。このプロジェクトの支援により、野球を知らない子どもたちに多くの喜びを届けることができます。クラウドファンディングは2023年3月28日から公開され、2025年4月28日まで支援を受け付けています。
お問い合わせは株式会社岩手日報社ビジネス開発部まで。電話番号019-653-4119、メールアドレス
[email protected]です。岩手から全国へ、そして次世代へと野球の魅力を広げていくこのプロジェクトに、ぜひご注目ください!