『薬屋のひとりごと』シリーズ、累計発行部数4000万部突破の快挙！

2023年10月、『薬屋のひとりごと』シリーズの累計発行部数が4,000万部に達しました。これは、株式会社イマジカインフォスから発行されているヒーロー文庫の人気小説であり、2014年に刊行された第1巻以来、読者の支持を受けてきました。特に、この作品は後宮を舞台にしたミステリーで、毒見役の少女・猫猫（マオマオ）が多種多様な事件を解決するストーリーが魅力です。アニメ化やコミカライズも行われ、その人気は衰えることを知りません。

シリーズ初のコミカライズが、スクウェア・エニックスと小学生社から発行され、2025年1月からは第2期のTVアニメが放送予定です。これに伴い、ファンの間ではさらなる注目が集まっています。2023年9月末時点では2400万部が発行されていましたが、第1期の放送終了時には3300万部を超え、その後も急速に部数を増やしました。2024年にはすでに3800万部を突破と、勢いは衰えることがありません。

この人気作の魅力は何と言っても、緻密でリアルなストーリー展開と、登場キャラクターの個性です。特に、主人公の猫猫と彼女を取り巻く様々なキャラクターたちは、非常に魅力的で、読者を惹きつけてやまない存在です。

特筆すべきは、2024年11月に江戸の神田明神の資料館で開催される『特別展神田明神×薬屋のひとりごと』です。この展示では、巫女姿の猫猫と和装の壬氏（ジンシ）が描かれたコラボビジュアルや、原作小説のカバーアート、さらに神田明神所蔵の浮世絵や歴史資料が展示されます。前回の展示と異なり、新たに高精細デジタルカラー展示が加わる予定です。また、2025年3月からはJR東海とのコラボ企画「猫猫、壬氏の京都たび」が開催され、限定ボイスやデジタルスタンプラリー、特別なガイドブックが提供されるなど、盛り沢山な内容が計画されています。

このように、『薬屋のひとりごと』の人気はシリーズの枠を越え、様々なコンテンツに展開されています。その背後には、実力派作家である日向夏の筆力と、イラストを担当するしのとうこのビジュアルが魅力となっています。今後の展開から目が離せません。ぜひ、今後の情報をチェックして、ともに作品の世界を楽しみましょう！