新たなコミックの登場!
2023年6月16日、株式会社文藝春秋が発売した『人魚のあわ恋 1』は、多くの期待を背負って支えられた作品です。本作は、人気作家顎木あくみの原作小説をもとに、漫画家のタムラ圭が手がけたコミカライズです。顎木あくみといえば、累計900万部を突破した著作『わたしの幸せな結婚』で広く知られる作家であり、彼女の作品が漫画化されることに対して多くの読者の熱い声が届いていました。
このたびの刊行は、そんな熱望に応える形で決定されたものです。ストーリーは、帝都を舞台に展開される運命の恋を描いており、強いテーマ性を持っています。
あらすじ
物語の主人公は、夜鶴女学院に通う16歳の天水朝名。彼女は手首に痣を持ち、それが原因で家庭内で虐げられる日々を送っています。そんな彼女の学生生活では、新しく赴任した美男子国語教師・時雨咲弥の話に、周囲の女生徒たちが盛り上がる中、朝名は一歩引いた存在となっています。
しかし、ある日、彼女に思いがけない縁談が持ち上がります。これは朝名の家族にとって利益のある話ですが、彼女はどう関わっていくのか、運命的な恋がどのように展開するのかが見どころです。
読者の期待に応えて
また、本作の発売に際し、著者の顎木あくみとタムラ圭がそれぞれの想いを語っています。顎木は「咲弥の言葉にキュンとしている時の朝名の笑顔がとても可愛くて、ぜひ読者に見てほしい」とコメント。タムラも、「朝名の切ない感情とそれに伴う健気さを大切に描くことができました」と述べ、作品への熱意を随所に感じさせます。
特典情報もあり、一部の書店では購入特典を用意していますので、ファンの方はぜひ足を運んでみてください。特典は数に限りがあるため、早めの入手をおすすめします。
書籍情報
『人魚のあわ恋 1』は、192ページの内容でB6判、定価792円(税込)です。ISBNは978-4-16-090206-0で、電子版も同日配信されています。物語の世界に飛び込む準備が整いました。詳細は文藝春秋の公式サイトにてご覧いただけます。
原作である小説版『人魚のあわ恋』も2024年2月6日に文庫判で刊行予定で、こちらも要注目です。読者を魅了する新たな物語の幕が開きました。これからの展開に期待が高まります。