ノックノックラボの新製品がパスキー導入をサポート
2024年10月15日、米国カリフォルニア州サンノゼに本拠を置くノックノックラボ社が、パスワードなしでの認証を促進するための革新的な新製品を発表しました。これにより、企業はユーザー認証の手順をさらに簡素化しつつ、安全性を高める能力を強化できます。
認証の未来を形作る新機能
今回の発表では、ノックノックラボ社のS3 Authentication Suiteに新たに追加される「Intelligent Credential Detection」、「Nok Nok Smart Analytics」、「Smart Sense」の3つの機能が紹介されました。
1. Intelligent Credential Detection
この機能は、ユーザーのデバイスがどのような資格情報を持っているかを識別し、最適なログインプロセスを提供します。これにより、顧客のログイン成功率が向上し、ユーザーエクスペリエンスが大幅に改善されます。また、必要に応じて次のステップを要求することで、認証のセキュリティも強化されます。
2. Smart Analytics
Smart Analyticsは、認証パフォーマンスの詳細なレポートを提供します。企業はこのクラウドベースのサービスを通じて、自社の認証KPIを業界平均と比較し、実用的な改善策を提案されます。これによって、運用側でもデータ駆動の意思決定が可能になります。
3. Smart Sense
Smart Senseは、AIと機械学習を利用してユーザーの行動を分析し、リアルタイムでリスク評価を行います。これにより、企業は不正行為に対する予防策を強化しつつ、ユーザーが快適にインターフェースを使用できる環境を整えられます。
サイバーセキュリティの重要性
サイバー攻撃の頻度が増す中、企業は今まで以上に高い安全性を求める必要があります。ノックノックラボ社は、こうした脅威に対処するため、AIを導入した新製品を通じて、企業のセキュリティを強化することを目指しています。エンタープライズセキュリティグループのシニアアナリスト、トッド・ティーマン氏は、「企業が多要素認証からパスワードレス認証への移行を進める中、ノックノックラボ社の新製品は、運用の複雑さを大幅に軽減し、安全性を高めるための重要な機能を提供する」と述べています。
簡素化された導入手続き
さらに、ノックノックラボ社はそのサービスがAWS Marketplaceでの利用可能となったことを発表しました。これによって、AWSを使っている企業はさらなるフィッシング耐性の高い認証を提供しやすくなり、注文または請求プロセスを一本化される利点もあります。
セミナーでの製品紹介
新たに発表された製品については、「第11回 FIDO東京セミナー」で詳細が説明されます。日時や場所は以下の通りです。
- - 日時: 12月12日(木)13:00開演(12:00開場)
- - 場所: 大手町プレイスホール&カンファレンス 2Fホール、東京都千代田区
- - 費用: 無料(事前登録制)
興味のある方はぜひ参加して、これらの革新的な製品の実際のデモを体験してください。
ノックノックラボ社について
ノックノックラボ社は、パスワードレス認証の先駆者として、組織がユーザーエクスペリエンスとセキュリティを同時に高めながら、運用コストを削減することを目指しています。FIDO規格に基づくソリューションを数多く提供し、その信頼性と効果は海内外の多くの顧客によって証明されています。さらなる情報は公式サイトでご確認ください。