EC業界の転機「EC革命前夜」
2023年、株式会社ハックルベリーとShopify Japan株式会社の協力のもと、EC事業に特化したイベント「Shopify Partner Roadshow Season 3:Next Gen Commerce〜EC革命前夜〜」が開催されました。このイベントは、アパレル・小売業界のリーダーたちが集まり、最新のEC動向について共有し合う場となりました。今回はその内容を詳しく振り返ります。
イベント概要
イベントでは、AIが進化する中での新しい購買行動「エージェンティック・コマース」への対応や、レガシーシステムからの脱却、サブスクリプションビジネスの展望などがテーマとして取り上げられました。登壇者たちは、各社の実践論を交えながら具体的な事例を紹介し、今後の方向性を示しました。
Keynote: AIが変えるコマースの未来
最初のセッションは、Shopify Japanの岡村純一氏や、アンドエスティHDの飯塚将司氏、ハックルベリーの安藤祐輔氏といった、各業界の代表者たちによるプレゼンテーションでした。ここでは、購買行動におけるAIの重要性が強調され、すでに北米での展開が進んでいる「エージェンティック・コマース」の世界観が紹介されました。日本市場でもこのトレンドの影響が期待されている中、正しい商品データの構造化の重要性が明かされました。
セッション1: 組織・人材・ツールの最適解
次のセッションでは株式会社トゥモローランドの上田知弘氏が登壇し、独自のシステム刷新成功事例が発表されました。特に、データを使った業務改善の重要性や、「強い内製組織」作りに向けた取り組みが語られ、社員の技術向上を促すことで、組織全体のエンジニアリング能力も向上するという視点が示されました。
セッション2: 次世代EC基盤の刷新
続いて、エーアンドエスの飯塚泰輔氏と、ラオックスECストラテジーの中谷宏之氏が登壇し、顧客体験を向上させるためのデータ基盤の重要性について共有しました。古い基幹システムや情報の分断がクリティカルな問題として指摘され、既存システムを活用しつつ柔軟に対応するデータ管理法が紹介されました。
セッション3: サブスクリプションビジネスの新たな展開
次に、株式会社スピックの西守穣氏によるセッションが行われ、サブスクリプションビジネスの現状と成長の可能性に焦点が当てられました。特に、データとAIを活用した定期購買の検討方法について具体的な方法論が示され、ビジネスの成長に不可欠な顧客理解の深化が求められました。
セッション4: Shopifyのエコシステムの利用
最後のセッションでは、安住祐一氏がShopifyのインフラやAPIの拡張性が大手企業に選ばれる理由を解説し、業務の効率化が進む中での具体的な成功事例が紹介されました。AIを駆使して自動化を進めることが、ビジネスの生き残りを図る鍵であることが示されました。
今後の展望
このイベントを通じて、AIを活用した新しい購買行動の浸透が見込まれ、特にデータの整理や組織内での実行力が求められることが強調されました。ハックルベリーは、これまでに32,000店舗以上の支援実績を元に、EC事業者の基盤強化をサポートをしていく所存です。EC市場が大きく変わろうとしている中で、参加者たちが示した知見は、今後の戦略にとって非常に価値のあるものでした。
ハックルベリーは今後も「次世代EC戦略」「AI×コマース」に関するイベントを定期的に開催していく予定です。関心のあるメディア様は、お気軽にご連絡ください。
会社概要
株式会社ハックルベリーは、EC事業者の売上向上を目指し、データ連携SaaS「CoreLink」や定期購買アプリなど、さまざまな製品を開発・提供しています。市場の変化に敏感に対応し、顧客にとって最適なサービスを提供することを目指しています。