伊勢シティホテルで新たなワインの提供が始まる
三重県伊勢市に位置する「伊勢シティホテル」は、地元産の新しいワイン「伊勢雫」「伊勢凛」「伊勢雅」を提供開始しました。この特別なワインは、2025年4月20日の「ワインの日」を前に、地域の魅力を発信する試みとして実現しました。
ワインの魅力と特徴
「伊勢雫」は赤ワインで、伊勢市産のサペラヴィ100%を使用しています。この品種は、約8000年前から親しまれ、クレオパトラも愛したことで有名です。深みある色合いと、さわやかな酸味、フルーティな香りが特徴で、特にレモンを搾った料理との相性が抜群です。醸し発酵の後、フレンチオーク樽で1年間熟成されています。
一方、「伊勢凛」は白ワインで、こちらは伊勢市産のソーヴィニヨンブラン100%を使用し、甘みが強いぶどうを使って丁寧に栽培されています。清涼感のある香りと辛口の味わいが特長で、料理と非常に合わせやすい一杯です。
「伊勢雅」はロゼワインで、やはり伊勢市産のサペラヴィ100%を使用。酸味の強いワイン専用品種を使用しており、自社の農場で育てられたぶどうから作られたまさに純伊勢産です。こちらのワインは、アコヤガイの貝殻を利用した肥料を用いるなど、土づくりにもこだわり抜かれています。
地元の支援と地域貢献
伊勢市では、就労支援施設「ジョブスタジオ伊勢」の利用者が育てたブドウを使うことで、地域社会への貢献を目指しています。農業と福祉を結ぶ「農福連携」のもと、障がい者雇用を推進しつつ、地域の観光資源を創出することにも貢献しているのです。このような背景から、伊勢ワインは地域の人々の想いと風土を詰め込んだ、温もりのある一杯になっています。
株式会社グリーンズが運営する「伊勢シティホテル」は、地域社会への貢献を企業の方向性の一つに掲げており、今回提供されるワインは障がい者就労支援の成果として誕生したという点でも特別な意味を持っています。
提供店舗情報
伊勢シティホテルの宴会場では最大300名を収容できる大ホールが完備されており、各種宴会やパーティ向けの提供が行われています。また、「ステーキハウス石かわ伊勢店」では、本格的なステーキメニューも用意されており、伊勢市の美味しい料理とともにワインを楽しむことができます。
未来への取り組み
グリーンズでは、今後も地域連携や多様性の尊重を大切にし、持続可能な社会の実現に向けてさまざまな取り組みを続けていく方針です。SDGsの達成を目指し、地域社会に新たな魅力を提供することを目指します。
ぜひ、伊勢シティホテルでの特別なワイン体験をお楽しみください。地域の豊かな風土と人々の想いが込められたワインは、間違いなく素敵な一杯となるでしょう。