新たな教育の未来を拓く教育テック大学院大学の誕生
2025年4月5日、学校法人OCCが設立した教育テック大学院大学がついに開学を迎えました。本校は日本初の教育DX(デジタルトランスフォーメーション)を専門に学ぶフルオンラインの大学院であり、教育機関の経営についても体系的に学べることが特徴です。文部科学省からの設置認可を受けた本校は、「教育情報・経営リーダーシップ研究科」の下、教育情報コースと教育経営コースを開設し、67名の初期学生が入学しました。
開学式と入学式は、埼玉県入間市の入間キャンパスを中心に、阿倍野会場とオンラインを繋いだハイブリッド形式で行われました。新入生たちは、北海道から沖縄、さらにはアジアの各国から集った多様な社会人たちで、幼稚園教員や大学職員、さらには教育DXの専門家など、さまざまな職業背景を持っています。彼らは教育の未来を見据え、知識とスキルを磨き、教育現場の革新を目指します。
開学式では、根岸正州理事長が「教育DXによる新たな学びの再構築」をテーマに式辞を述べ、世界中の教育機関に対する変革のリーダーを育成する意義を訴えました。竹村治雄学長も、「皆さんは単なる知識の受け手ではなく、未来を共に創造するパートナーです。様々な視点との対話を通じて、自らの専門性を高めていくよう期待しています」と、新たな学びの意義を強調しました。
また、平将明衆議院議員(デジタル大臣)も祝辞を贈り、現在国が進める教育のデジタル化を加速する中で、教育テック大学院大学の重要性が増していると評価しました。彼は「本校が提供するオンライン学習の仕組みは地方の教育者にも新たな機会を与え、教育改革の好循環を生み出す」と語り、日本全体の教育力の向上に期待を寄せました。
入学式では、様々な国と文化から集まった新入生たちが、それぞれの決意を語りました。リオデジャネイロ・パラリンピックの車椅子ラグビー銅メダリストの官野一彦さんは、「異なるバックボーンを持つ仲間たちとともに、自らの挑戦を通じて社会貢献を果たします」と力強く宣言。プログラミング教室を経営するアナスタシア・アマンダさんも、「教育革命の夢を実現するために最大限の努力をする」と誓いました。
教育テック大学院大学は、教育機関の変革を担う人材養成を行い、「教育の未来」を共に創っていくことを目指しています。多様なバックグラウンドを持つ学生たちは、教育とテクノロジーの融合を通じて新しい価値を生み出すことが求められています。これからの教育界における影響を大いに期待しながら、彼らの歩みを見守っていきたいと思います。
会社情報
- 会社名
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学校法人OCC
- 住所
- 大阪府大阪市阿倍野区丸山通1-3-61
- 電話番号
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06-6652-2091