上海に登場!「Taste of China」
Trip.com Groupが2023年8月23日、中国・上海に新しい没入型ショーレストラン「Taste of China」をオープンしました。このレストランでは、中国の七大地域を代表する料理が楽しめるだけでなく、映像演出やライブパフォーマンスを通じて、食文化にスポットを当てた全く新しい体験を提供しています。最大90分間のショーとともに、各地域の美食を一堂に味わう旅へと誘います。
食文化の新たな楽しみ方
「Taste of China」は、ただ料理を味わうだけではなく、中国の豊かな伝統や文化を五感で経験できる場として設計されています。ツアー形式となっており、パンダのシェフ「チェン・バオバオ」が食の旅の案内役として、来場者を中国の風味豊かな料理の旅へと導きます。例えば、北部の料理では北京ダックが、南部の料理では酸味の効いたサワースープフィッシュが供されるなど、地域ごとにバラエティに富んだメニューが登場します。
各料理には「知恵」「責任」など中国の文化的価値観が盛り込まれており、チェン・バオバオがそれらについてのストーリーを紹介することで、観客は料理を通じて深い理解を得ることができます。このように、ただのディナー営業にとどまらず、食に対する新たな視点を提供しています。
ショーの魅力
「Taste of China」では、視覚的な楽しさを最大限に引き出すため、迫力のある映像演出とダンス、武術のパフォーマンスが取り入れられています。特に、四川オペラの変面の演目では、アーティストが瞬時に仮面を変えるパフォーマンスが観客を魅了します。さらに場内では、各シーンにおいて観客がインタラクティブに参加できるゲームも用意されており、体験型アプローチが特徴的です。
伝統衣装を楽しむ体験
来場者は伝統的な中国衣装に着替えることができ、さらに3Dスクリーンや精巧なセットが用意されているため、記念撮影やSNSへのシェアも楽しめます。このような体験は、グルメ好きと文化愛好者の両方にアピールします。
食を通じた旅行体験の進化
Trip.com Groupのデータによると、グルメ旅行の予約は急速に増加しており、特に上海や北京ではグルメブームが訪れています。いろいろな料理を楽しむことができる「Taste of China」は、新しい形の観光産業の先駆けとして位置付けられています。また、QRコード付きのメニューで各地域の観光情報へのアクセスができる仕様は、食体験と旅行の融合を実現しています。
まとめ
「Taste of China」は、単なるダイニング体験以上に、文化やストーリーを伴った没入型体験として注目されています。Trip.com Groupのイノベーションは、旅行者が期待する本格的な文化体験を手軽に提供し、食を通じて新しい旅の可能性を感じさせることでしょう。地元文化に対する理解を深めると同時に、観光業界の新たな潮流を生み出しています。中国の豊かな食文化を体験できるこの機会を逃さず、ぜひその魅力を堪能してみてはいかがでしょうか。
店舗情報
- - 名称: Taste of China
- - 場所: 上海市黄浦区江西中路215号
- - 営業時間: 10:00~22:00
- - 上演時間: 昼の部 12:00〜14:00 / 夜の部 19:00〜21:00
- - 料金: ディナーセット平均10,081円
- - 予約: Trip.comで承ります。