「渋谷で感じる海」プロジェクト
一般社団法人SWiTCHが主催する「渋谷で感じる海。プロジェクト」が、2024年8月17日から31日まで、渋谷駅東口地下広場で開催されます。この取り組みは、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」の一環であり、都市部と海とのつながりを再認識させることを目的としています。
「見えない海とのつながり」
渋谷での生活は、時に都市と自然との隔たりを感じさせますが、実は全ての都市生活者が海と深く関わっています。今回のプロジェクトは、都市の中で海洋問題に目を向け、具体的な環境行動を促進することで、持続可能な未来へと繋がることを目指しています。特に、環境意識の高い世代が中心となり、協力して活動することで、新しい知見や価値観が生まれています。
イベント内容
「渋谷で感じる海」の活動は、以下の6つのプロジェクトから構成されています。これらのプロジェクトを通じて、参加者は海洋問題について学び、アートを通じて自らの思いを表現します。
1. アート作品展示
イベントの目玉として、廃漁網から作られた巨大なサーキュラーアートが展示されます。このアート作品は、漁網のリサイクルの重要性を認識させるために制作され、参加した小中学生たちの手で作られました。地下空間には、肉眼では見えないプランクトンを8メートルに拡大した作品も展示され、訪れる人々に新たな視点を提供します。
2. 渋谷駅周辺サイネージジャック
SWiTCHは、広告スペースを利用して、環境問題に関連した動画を放映します。これにより、日常的に通行する多くの人々に、海洋環境の現状を知ってもらう機会を提供します。
3. 小中学校ワークショップ
地元の小中学生を対象にしたワークショップでは、プランクトン観察や環境学習が行われ、参加者は自らの「地球を元気にする」プランクトンを描くことで、環境への理解を深めます。
4. プランクトン図鑑
今回の取り組みで小学生が描いたプランクトン作品が特設サイトで公開され、他の地域の子どもたちとも作品が共有されます。
5. トークセッション
海洋問題の専門家たちとともに、海と人間の共存について考えるトークセッションも開催されます。参加者は実際に質問を投げかけたり、意見を共有したりする機会があります。
6. 明治コラボカフェ
UPLIGHT COFFEEにおいて、カカオをテーマにした特別メニューも提供され、カカオの新たな利用法についての体験ができます。
環境問題へのメッセージ
今回のプロジェクトは、アートを通じて環境を見つめ直す機会を作るものであり、参加者が体験を通じて自発的に行動を起こしていくことを期待しています。子どもたちの参加によって、地域の幼い世代も環境に関する意識を高めることができるのです。
お問い合わせ
プロジェクトに関する詳細は、一般社団法人SWiTCHの公式サイトやSNSをご確認ください。私たちの未来を守るために、少しのアクションが大きな変化につながります。