大阪の扇町公園で魅力的な魚介グルメフェスが開催
「SAKANA&JAPAN FESTIVAL (魚ジャパンフェス) 2025」が、2025年3月20日から23日までの4日間、大阪市北区の扇町公園で行われます。この祭りは、全国各地の魚介料理を堪能できる大イベントであり、昨年にも同じ場所で開催されており、今回が2回目となります。
このフェスティバルは、東京での開催を含む姉妹イベントも合わせると、累計で約210万人の来場者を記録し、日本最大級の魚介グルメイベントとなっています。特に、東日本大震災からの復興支援として「発見!ふくしまお魚まつり」も同時開催され、福島県の水産物を堪能できる機会が設けられます。
魚ジャパンフェスの概要
魚ジャパンフェスは、日本の食文化を守るための重要な役割を果たしており、栄養価の高い魚食の推進を目指しています。前身の「ジャパン フィッシャーマンズ フェスティバル」が2016年に始まり、2019年からは魚ジャパンフェスとして東京で開催されています。
昨年、東京都で開催された祭りには4日間で約20万人が訪れ、今年も大阪での開催に向けて期待が高まっています。特に、扇町公園は市民に親しまれる場所であり、周辺にはオフィス街や商店街もあるため、多くの人々が訪れやすい環境となっています。
同時開催の「発見!ふくしまお魚まつり」
「発見!ふくしまお魚まつり」では、福島の「常磐もの」と呼ばれる新鮮な水産物を楽しむことができます。例えば、ヒラメやアナゴを使用した料理、郷土料理のさんまのポーポー焼き、ほっき飯、さらには福島の地酒も勢ぞろい。美味しい魚介を通じて福島を応援する新たな試みです。
食べて応援!ニッポンの幸
このイベントでは、特に注目されるのが「食べて応援!ニッポンの幸」エリアです。このゾーンでは、北海道や東北地方のホタテ料理が揃い、一部地域の輸入停止の影響を受ける中、日本産の水産物の魅力を発信することが狙いです。ホタテ丼や浜焼き、ホタテのパエリアなど、多彩なメニューが楽しめるのが特徴です。
旬の能登かきも登場
また、能登半島からは「能登かき」が出店され、今年のものは特に育ちが良いとされています。七尾湾で養殖されるこのカキは、地震後の復興を目指し生産者が努力した証です。新鮮でクリーミーな味わいを皆さんも味わってみてください。
フェスの特別メニュー
さらに、フェス限定の新メニュー「うに貝焼きかにみそ飯丼」も注目です。これは福島の郷土料理で、大きな貝にウニをたっぷりと乗せて蒸し焼きにした一品です。さらに、アラスカ産のイクラをふんだんに使った「天然!アラスカ産紅鮭のこぼれいくら丼」も人気です。
楽しい体験とともに
楽しい体験を通じて、食の文化を支えることができるこのフェスは、食べるだけでなく、地域を活性化する意義も持っています。入場は無料ですが、飲食代は別途必要ですので、予算を考えながら楽しみましょう。
開催概要
この春、扇町公園で桜を眺めながら全国の魚介料理を楽しむ特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。