東日本大震災被災地の子どもたち支援！ハタチ基金2025年度助成金募集開始

東日本大震災被災地の子どもたちを支援する「ハタチ基金2025年度助成金」募集開始

2011年の東日本大震災からまもなく14年。公益社団法人ハタチ基金は、被災地の子どもたちの未来を支えるため、設立以来、活動を続けています。

この度、2025年度の助成金募集が開始されました。本助成金は、東北地方の被災地で子どもたちの学びや自立を支援する団体を対象としています。子どもたちが将来、どんな環境に生まれても、自らの力で未来を切り開いていけるよう、ハタチ基金は温かい支援の手を差し伸べています。

助成金の概要

ハタチ基金は、「東日本大震災発生時に0歳だった赤ちゃんが無事に20歳を迎えるその日まで」という理念のもと、20年間の支援を約束しました。2025年3月には設立から14年目を迎えますが、残りの活動期間はあと6年です。

今回の助成金は、東北の被災地で活動する団体が、ハタチ基金の活動終了後も子どもたちを継続的に支援できるよう、活動の長期的な基盤作りを支援することを目的としています。

助成対象事業

助成対象となるのは、以下の事業です。

東日本大震災被災地の子どもの学力向上や能力開発のための事業
東日本大震災被災地の子どものメンタルケアのための事業
東日本大震災被災地の子どもの生活・教育環境改善のための事業
東日本大震災被災地の子どもの健康状態改善のための事業
東日本大震災被災地の子どもの地域社会参画促進のための事業
その他、東日本大震災被災地の子どもの育成を通して復興に寄与すると認められる事業

助成金額と助成率

1団体あたりの助成上限額は1,000万円です。直近年度の総支出総額を超える申請は、特別な事情がない限り認められません。新設団体は、申請活動における総事業費の80%までを申請上限とします。

助成対象期間

2025年4月1日から2026年3月31日まで

申請資格

以下の条件を満たす団体が申請できます。

本助成金の目的に賛同し、被災地の子どもたちへの支援を継続的に行える体制が整っていること
特定非営利活動法人、一般社団法人、一般財団法人、公益社団法人、公益財団法人のいずれかの法人格を有すること
事務局等の活動拠点を東日本大震災の被災地3県（岩手県、宮城県、福島県）内に有すること
日本国内の青少年に対する支援活動を概ね3年間継続し、実績を残していること
東日本大震災被災地の子ども支援を概ね3年間継続した実績があること（新設団体は、主たる構成員の活動実績を考慮）

申請期間

2024年11月18日(月)～2025年1月10日(金)23:59必着

応募方法

詳細はハタチ基金の公式サイトをご確認ください。申請書などの必要書類をダウンロードし、締め切りまでに提出する必要があります。

選考について

選考は書類審査と面接審査で行われます。書類審査を通過した団体は、事務局との面接を行います。選考委員会での審査を経て、理事会で最終決定されます。

選考基準

選考にあたっては、以下の点を重視します。

方向性・効果性：子どもの課題を解決し、長期的な成長に寄与する活動か
計画性：事業計画の実現可能性、経費の適正性
課題認識：震災後の課題を明確に把握しているか
地域理解・関係性：地域のニーズに応じた活動か
継続性：活動の継続性、組織基盤の強化
* 発展性：活動の発信力、他地域への波及効果

まとめ

ハタチ基金2025年度助成金は、東日本大震災の被災地で子どもたちの未来を支えるための重要な取り組みです。東北の復興に貢献したい団体は、ぜひ応募をご検討ください。

お問い合わせ

公益社団法人ハタチ基金事務局
電話：03-3228-5033
メールアドレス：[email protected]
受付時間：平日9時～18時