おうちプロジェクトの支援
2020-08-14 19:49:16
コロナ困窮者支援「おうちプロジェクト」の取り組みと成果
コロナ困窮者支援「おうちプロジェクト」の取り組み
新型コロナウイルスの影響は私たちの生活に大きな影響を及ぼしました。その中で、特に住宅を失ったり、生活に困窮する人々への支援が必要とされています。そんな中、スタートしたのが「おうちプロジェクト」です。このプロジェクトは、ビッグイシュー基金が推進し、東京や大阪を中心に活躍する約18の市民団体と連携して実施されています。
プロジェクトの目的と内容
「おうちプロジェクト」は、コロナの影響で住まいや仕事を失った人々に、必要な支援を届けることを目的としています。具体的には、支援対象となるのは、住まいを持たない状態にある約200世帯です。ビッグイシュー基金は、賃貸住宅の初期費用や、生活に必要な物品の購入をサポートします。
このプロジェクトでは、賃貸住宅の初期費用として最大30万円、生活物資や家具類の購入に対して最大10万円を支援します。これにより、合計で最大30万円の支援が可能となります。これらの支援は、新型コロナウイルスの流行によって影響を受けた人々を対象としており、2020年の8月から2021年の8月までの一年間にわたり、着実に実施されます。
協働団体との連携
このプロジェクトは、一般社団法人つくろい東京ファンド、NPO法人釜ヶ崎支援機構、NPO法人Homedoorなど、多様な団体との強力な連携によって成り立っています。各団体は、当事者が賃貸契約を結ぶ際に必要な身分証明書、携帯電話の取得、緊急連絡先など、各種サポートも提供します。また、プロジェクトに関わる618人を超える当事者の生活状況や収入に応じた支援がなされます。
このように、ビッグイシュー基金は多方面からの支援を通じて、より多くの人々が住まいを持てるよう支援を行っています。
今後の展望
「おうちプロジェクト」は、2021年の8月までの時限事業であるため、今後も多くの支援を必要とする人々に対して、一層の支援を行うことが求められます。さらに、ビッグイシュー基金はこの事業を進めるスタッフを募集しており、興味のある方は公式HPを参照して応募することができます。これにより、プロジェクトのさらなる拡充と、地域への継続的な支援が期待されます。
新型コロナウイルスがもたらした影響は計り知れませんが、ビッグイシュー基金とその協働団体は、希望を持てる未来を創り出すために全力で取り組んでいます。私たちも、困難を抱える人々を支える活動に注目し、協力していきたいものです。
会社情報
- 会社名
-
認定NPO法人ビッグイシュー基金
- 住所
- 大阪市北区堂島2丁目3-2 堂北ビル4階
- 電話番号
-
06-6345-1517