『芸大Zoo』オープン
2025-06-03 15:26:20

大阪芸術大学が動物ジオラマ館『芸大Zoo』を2025年にオープン予定

大阪芸術大学の新たな拠点、動物ジオラマ館『芸大Zoo』



2025年の秋、大阪の地に新しい文化施設が誕生します。それは、大阪芸術大学の31号館にオープンする「大阪芸術大学 動物ジオラマ館 『芸大Zoo』」。この館では、アフリカや北アメリカのさまざまな動物の剥製を使ったジオラマが展示され、訪れる人々に動物たちの生息環境を表現したリアルな体験を提供します。

ジオラマの魅力と構成



『芸大Zoo』は、アフリカの草原、岩場のある草原、森林の3つのシーンが設けられ、動物たちの生活空間を再現します。加えて、シカやカモシカに焦点を当てた展示エリアもあり、多様な生態系を一堂に体験することができます。これらの剥製は、滋賀サファリ博物館から寄贈され、2025年7月に本校へ移設される予定です。

この新しいプロジェクトでは、開館に向けた進捗を逐次レポートすることが決定しており、第一弾となるレポート「現地取材編」が発表されました。大阪芸術大学教養課程主任教授の若生謙二先生が、2024年8月に行ったアフリカの現地調査について詳細な情報を提供しています。

現地取材でのひとコマ



若生教授は、ケニアのマサイマラ保護区、ウガンダのブウィンディ原生国立公園、アバーディア国立公園を訪れ、生息地の背景写真を撮影しました。これにより、ジオラマの背景をよりリアルに表現することが可能になります。撮影に際し、教授は高度な解像度を誇るカメラを使用し、動物が住んでいる様々なシーンを捉えるために尽力しました。

ウガンダの大自然



ウガンダでの取材中、教授は山々に囲まれた国立公園の流域を訪れ、現地の生態系に魅了されました。ブウィンディ原生国立公園では、7時間かけて理想的な撮影スポットを求めてハイキングしました。疲れを癒やすために宿泊したロッジでは、素晴らしい山の景色を眺めながらのひとときがありました。

ケニアでのサバンナ体験



取材の旅は、ケニアのマサイマラ保護区に向かい、広大な草原の景観を堪能しました。ここでは特に、ヌーの群れが訪れ、チーターが狩りをする瞬間も目撃し、自然が持つ厳しいリアリティに触れることができました。これらの経験が、ジオラマをよりリアルに表現する手助けとなります。

今後の展望



今後も『芸大Zoo』の制作過程がレポートとしてまとめられ、さらなる情報が公開される予定です。次回は「建設中編」と題されたレポートが登場し、ジオラマ制作における新たな進展をお知らせします。すでに多くの期待が寄せられているこのプロジェクト、開館日を心待ちにしましょう。大阪の地に新たに命を吹き込まれる『芸大Zoo』の発展から目が離せません。

基本情報


  • - 施設名: 大阪芸術大学 動物ジオラマ館 『芸大Zoo』
  • - 場所: 大阪芸術大学 31号館
  • - 住所: 大阪府南河内郡河南町東山469
  • - アクセス: JR天王寺駅、OsakaMetro天王寺駅、近鉄大阪阿部野橋駅から近鉄南大阪線/長野線にて約25分、喜志駅下車、その後無料スクールバスで約10分。


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会社情報

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大阪芸術大学
住所
大阪府南河内郡河南町大字東山469
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