三福運輸の新たな取り組み
2025-12-10 09:25:00

三福運輸が健康管理を強化、Wellnee Sleepで社員の睡眠をサポート

三福運輸が進める健康管理の新たな展開



新潟県新発田市に本拠を置く三福運輸株式会社は、運輸業務における社員の健康管理を一層強化するため、睡眠モニタリングデバイス「Wellnee Sleep」を導入しました。この取り組みは、同社が掲げる健康経営の理念に基づくものであり、従業員の健康を守るための新しい試みです。

健康経営の重要性



三福運輸は、数年前から健康経営を企業戦略の中心に据えており、健康経営優良法人ブライト500を4年連続で取得するなど、着実に成果を上げています。メタボリックシンドローム対策や、喫煙率の低下、ストレスチェックの実施など、幅広い施策を通じて、従業員とその家族を含む健康維持に努めています。これらの努力は、単に仕事の運営に留まらず、社員全体の生活の質を向上させるものとして評価されています。

健康管理を当たり前に



代表取締役の五月女奈緒美氏は、前職として客室乗務員の経験を持ち、安全意識の高い環境で育んだ価値観を三福運輸の経営にも反映しています。「健康管理は特別な取り組みではなく、当たり前に整えておくもの。心と身体の両面を大切にした会社でありたい」と彼女は語ります。この考えが、健康施策の根底にあります。

業務の特性に合わせた取り組み



特に医薬品配送などの夜間や早朝の業務を多く行う三福運輸では、社員の生活リズムが不規則になりがちです。このため、社員が自らの健康状態に気づきやすい環境を整える必要があります。そこで「Wellnee Sleep」が導入され、社員の睡眠状況を客観的に可視化することが可能となりました。

不安を抱える社員もいましたが、実際に運用が始まると多くの社員が自分の健康について前向きに向き合い、「適性診断では分からなかった部分が数値で見えるようになり、気づきが生まれた」との声も寄せられています。これにより、社員同士のコミュニケーションも活性化し、健康意識の向上に貢献しています。

安全を日常の一部に



「事故ゼロ」を標榜するのではなく、日常の安心を積み重ねるというアプローチを採る三福運輸は、金沢営業所で無事故2,000日を達成する等、安全への取り組みを続けています。今回の「Wellnee Sleep」の導入も、社員が安心して働ける職場作りの一環として位置づけられています。睡眠の質が直接的に社員の健康に寄与し、業務の安全性向上にもつながっています。

五月女氏は「体調の変化に早く気づけることが重要であり、本人の負担が大きくなる前に声をかけることができる環境を大切にしたい」と語ります。数値を評価のためではなく、対話のきっかけとして活用している点も特筆すべき特徴です。

睡眠の重要性を文化に



未来に向けて、五月女氏は「眠ることは当たり前のことだが非常に重要な行為。良い睡眠が取れるよう会社としてのサポートを続けたい」との意気込みを示します。健康経営は制度だけでなく、組織文化として根付かせるべきものであり、社員全員が自然と健康意識を持つ企業を目指しています。

地域物流業界への貢献



三福運輸は今後も、継続的な健康施策やその情報発信を続けることで、地域物流業界全体の健康意識の向上にも寄与することを考えています。社員一人ひとりが健康であることが業務の安全性を支えるとの確信のもと、従業員の多様なニーズに応える取り組みを進めていく所存です。

以上のように、三福運輸の取り組みは、会社の業務を支えるだけでなく、社員全体の幸福と健康に寄与するものとして、今後の地域社会にも影響を与えていくことでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社ネクストリンク
住所
東京都品川区南品川一丁目7番17号昭和ネオン本社ビル2階
電話番号
03-6260-2160

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