環境を意識した新たなサービス「SAISON CARD Digital for becoz」
近年、環境問題への関心が高まる中、株式会社DATAFLUCTと株式会社クレディセゾンが提携し発行したクレジットカード「SAISON CARD Digital for becoz」、通称「becoz card」が注目を集めています。このカードは、会員のショッピング利用に基づいてCO₂排出量を可視化し、環境意識を促進するものです。特に、国立公園での植樹活動や自然環境の保護に積極的に取り組んでいます。
植樹活動の実施
2022年12月11日から2023年12月10日までの期間中、becoz cardの利用に応じた数のどんぐりポットが赤城自然園に移植されることが決定しました。具体的には、10月1日、群馬県渋川市にある赤城自然園にて実施され、会員が日々のショッピングを通じて支援を行う形です。これらのどんぐりは、約半年間にわたって育てられたもので、植樹活動に参加することで、参加者自身も持続可能な社会に貢献できるワークショップが開かれました。
成長する苗木
どんぐりの苗木たちは、赤城自然園内にて拾ったミズナラなどを用いて育てたものです。これらが内定式のために、赤城自然園のキャンプ場エリアにて移植されました。この活動は、ただ単に環境保護を目指すだけでなく、企業理念を実践し、次世代への教育にも寄与するものとなっています。
赤城自然園とのコラボレーション
クレディセゾンが運営する赤城自然園は、日本の四季を体感できる美しい自然環境が魅力です。最近では、特に2024年度にも継続して各種サービスを展開する計画があります。例えば、年間30万円以上のショッピングを行ったbecoz card会員にはペア入園券のプレゼントがある等、魅力的な特典も盛り込まれています。
どんぐりポットの寄付
特筆すべきは、becoz cardの全会員による利用金額が1,000万円ごとに、発芽したどんぐりポットが赤城自然園に寄付される仕組みです。これにより、利用者は環境保護活動に参加できるだけでなく、自らの購買行動がどのように社会に役立つかを実感できるようになります。
becoz cardの特徴
becoz cardは、気候変動対策をテーマにしたコンセプトカードとして、クレジットカード利用データを自動的に連携できるアプリ機能を持ち合わせています。このサービスを通じて会員は、CO₂排出量を日々把握し、さまざまなアクションを起こすことが可能です。
また、申込み後は最短5分でデジタルカードを発行できるため、手軽にオンラインや店舗での非接触決済を利用できるのも魅力の一つです。プラスチックカードは使用せず、エコなライフスタイルをサポートしています。
DATAFLUCTのビジョン
DATAFLUCTは、「データを商いに」を理念に掲げ、データを活用して社会の課題解決へと取り組んでいます。特に、持続可能な都市計画や脱炭素社会の実現に向けた行動を提案し、データ分析を通じて新たな価値を生み出す企業です。今後も、持続可能な開発目標(SDGs)の実現に向けて、様々なプロジェクトを進めていくことが期待されています。
このように、becoz cardを通じた環境活動は、ただのビジネスにとどまらず、地域や社会において大きな影響を及ぼす新たな形のサービスとして、多くの人々に受け入れられています。私たち一人ひとりの行動が、未来の地球にどのように響いていくのか、今後も注目が集まります。