警察と共同開発した法人専用4Kドライブレコーダー「Driveman SG-4K」
アサヒリサーチ株式会社(東京都品川区)が新たに発表した法人向け4Kドライブレコーダー「Driveman SG-4K」について、紹介します。この製品は、警察と共同で開発されたもので、高い信頼性と安全性が特徴です。新機能として、フロントカメラとリアカメラの映像を同時に再生できるビューアーソフトが追加され、企業の情報セキュリティを一層強化しています。
企業のニーズに応える暗号化技術
ドライブレコーダーに記録される映像や音声には、重要な情報が多く含まれています。特に、日々の業務で運転中に撮影される情報は企業にとっての重要な資産です。さらに、この映像には位置情報や音声データも含まれており、これらが漏洩するリスクは深刻です。「Driveman SG-4K」では、強力なAES128暗号化を採用しており、万が一SDカードを紛失した場合でも、外部からのアクセスを阻止することができます。
プライバシーを守る堅牢なシステム
「Driveman SG-4K」では、映像データが撮影されると同時に暗号化されるため、データの保護が徹底されています。この録画データには、会社の貴重な情報が含まれているため、盗難にも耐えうる設計がなされています。また、パスワードが2種類用意されており、管理者用と再生用に分かれているため、データの二重保護が行われています。この設計により、第三者が録画ファイルを閲覧することを防いでいます。
先進の再生機能と管理
新たに搭載された2画面同時再生機能により、フロントカメラとリアカメラの映像を地図上に表示し、走行ルートや速度情報、Gセンサー情報をリアルタイムで確認することができます。この機能は特に、事故や緊急時の状況確認に役立ちます。また、モニターにHDMI接続することで、テレビでも簡単に映像を再生できるため、需要に応じたフレキシビリティを持っています。
高精細な映像記録とデータ保護
「Driveman SG-4K」は、4K画質を実現しており、ナンバープレートなどの重要な情報を鮮明に記録します。さらに、GPS機能によって日時情報の自動補正が行われるため、時間と場所の把握が容易になります。万が一、撮影中に事故が発生した場合でも、TSファイル形式を採用しているため、強制終了時でもデータが守られる安心感があります。タイプは内蔵型と脱着型があり、ニーズに応じた選択が可能です。
警察品質の信頼性
「Driveman SG-4K」は、全国の白バイにも採用されており、その実績は信頼の証です。企業の安全性向上に貢献することを目的としたこの製品は、今後もさらなる技術革新を目指して進化し続けます。アサヒリサーチの代表、山田光亮氏は「記録したデータを守ることにこだわった」と述べ、この製品が企業の安全な運用に寄与することを期待しています。
まとめ
アサヒリサーチ株式会社が開発した「Driveman SG-4K」は、企業の車両管理と情報セキュリティを強化するための強力な味方です。警察との共同開発によって実現されたこのドライブレコーダーは、万全のセキュリティ性能を備え、貴重な情報資産を守ります。