名古屋の味、ゆかり黄金缶の快挙
株式会社坂角総本舖が販売する名古屋地区限定の商品「ゆかり黄金缶」が、販売枚数1億5千万枚を超えた。これは2006年に始まった商品で、以来、多くのお客様に愛され続けてきた。
この製品の誕生は、名古屋でしか手に入らないお土産を求める気持ちから始まった。ゆかり黄金缶は、えびせんべい「ゆかり」を缶に詰めたもので、その美味しさとユニークな包装が特徴だ。今、名古屋を訪れる観光客も多く、このお菓子は訪問者の定番お土産となっている。
商品の概要
「ゆかり黄金缶」は、えびせんべいの名ブランドである坂角総本舖が手がけている。素材には約7割の天然海老を使用し、長い時間と手間をかけて作られている。江戸時代の製法を取り入れ、手間ひま7日以上かけて焼き上げられ、豊富なカルシウムとたんぱく質が含まれていることでも知られている。低脂肪で、1枚あたり21kcalと健康的なスナックとしても人気だ。
特に魅力的なのは、名古屋城復元のための寄附が行われていることだ。ゆかり黄金缶を1缶購入すると、5円が名古屋城の復元に寄附される。この活動は2008年から始まり、2024年6月までに寄付金額は5000万円を超える。また、累計販売の状況を見ると10,001,076缶に達している。
名古屋城とのつながり
名古屋城は1610年に徳川家康によって築城ことから、多くの愛知県民や観光客にとって重要な文化遺産である。この城を忠実に復元するため、名古屋市は幅広く寄付を募っており、ゆかり黄金缶はその資金となっている。名古屋城の美しい景観と歴史を次世代に引き継ぐために、ゆかり黄金缶の購入はただの購買に留まらず、大きな意味を持っている。
地域への感謝とこれから
坂角総本舖は、「お客様の応援に感謝し、地元愛知のさらなる発展に寄与することを目指す」とコメントしている。今回の販売実績は、企業にとって大きな励みであると同時に、地元の文化や製品の価値を再確認する絶好の機会となっている。
147年の歴史を持つ坂角総本舖は、これからも地域の味を代表する商品を提供し続けていくことを誓っている。名古屋を訪れる際は、この名物のお菓子をぜひ手に取ってみたい。
株式会社坂角総本舖について
坂角総本舖は1889年に創業し、名古屋に根ざした企業で、江戸時代から続く伝統の技術と高品質な素材を生かしている。社長の坂泰助氏のリーダーシップの下、今後も革新的なお菓子作りを追求していく姿勢を持っている。
これからの坂角総本舖とその人気商品、ゆかり黄金缶から目が離せない!