NanoFrontierの挑戦
2026-02-06 11:22:20

NanoFrontier、インドでのBIO ASIA 2026参加を通じアジア市場へ本格参入

NanoFrontier、インドでのBIO ASIA 2026参加を通じアジア市場へ本格参入



NanoFrontier株式会社は、インド・ハイデラバードで開催されるBIO ASIA 2026にスタートアップ派遣されることが決定しました。これは、日本貿易振興機構(ジェトロ)の海外展開支援プログラムの一環で、同社がインド市場に本格的に進出する重要な第一歩となります。

背景と目的


この採択により、NanoFrontierはPFAS(有機フッ素化合物)検出用試薬と、産業向け冷却液材料をインド市場に投入し、さらには現地での製造拠点の確保を目指します。インドは製薬やバイオ、化学産業で急成長を遂げており、環境規制の強化に伴い、迅速かつ低コストでの検査技術への需要が高まっています。この時流を捉えることで、同社は独自の技術を生かしたビジネスを展開することが期待されています。

NanoFrontierの技術は、30年以上にわたる研究を基盤としており、
  • - PFASを迅速に検出できる簡易試薬
  • - 水質・化学センサー材料
  • - 高耐久・高放熱の産業向け冷却液材料

を開発しています。これらの技術は、インド市場での実用化にとって大きなアドバンテージとなります。

ビジネス展開の計画


BIO ASIA 2026への参加を契機に、NanoFrontierはインドをアジア市場の重点エリアとして戦略的に位置付け、販売、実証、製造の各側面から事業基盤の構築を図ります。

まず、現地企業や研究機関、水処理業者、製薬関連企業との連携を強化し、実証導入を進めます。展示会を通じて、代理店や販売パートナーの開拓にも注力し、インド国内での安定した販売体制を確立していく方針です。

さらに、中長期的にはインド国内での製造拠点確保に向けた調整も進めます。これにより、関税や物流コストの削減、価格競争力の向上が期待されます。OEM企業との連携を図り、将来的な大量生産体制の構築も視野に入れて、現地で生産するモデルを導入していく考えです。

持続可能な成長へ


このような取り組みを通じて、NanoFrontierは単なる輸出に留まらず、現地のニーズに応じた「現地生産・現地供給型」の事業展開を行うことを目指し、持続的な収益成長を実現します。

代表取締役の井上誠也氏は、「インドでのビジネスマッチングを通じて、現地企業との協力を深め、製品導入と現地生産を進めていきます。この取り組みが東北発の技術を世界に広めることにつながると信じています」とコメントしています。

BIO ASIA 2026の意義


BIO ASIA 2026は、インド・ハイデラバードで開催されるアジア最大級のバイオ分野の国際カンファレンスです。製薬、バイオテクノロジー、医療などさまざまな分野の専門家が集まり、商談や技術展示が行われます。このイベントは、インド市場への参入や現地パートナーとのコラボレーションを推進する上で、極めて重要な機会となります。

正規のビジネスマッチングやネットワーキングを通じて、NanoFrontierはグローバル市場での事業成長を着実に進めていく見込みです。今後、同社の展開がどのように発展していくのか、注目が集まります。


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会社情報

会社名
NanoFrontier株式会社
住所
宮城県仙台市青葉区片平2-1-1東北大学産学連携先端材料研究開発センター215号室
電話番号

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