伊豆大島の魅力をトリックアートで体感！新たな写真スポット群が開幕

伊豆大島の魅力をトリックアートで楽しもう！

東京都心から約120km、伊豆半島から約30kmの距離に位置する火山島、伊豆大島。ここでは、独特の地形と文化が織りなす自然の美しさが広がっています。この度、伊豆大島の岡田港船客待合所にて、地層がバウムクーヘンに見立てられたトリックアートの新作が公開されました。これは、株式会社エス・デーが東京都大島町からの依頼を受けて制作したもので、2024年3月22日から一般公開されます。

トリックアートの魅力

トリックアートとは、視覚効果を利用して立体感や動きを表現するアートスタイルです。岡田港では、伊豆大島ジオパークの自然やキャラクターをテーマにした10作品が登場。このアート作品は、巨大な階段や円柱などに描かれ、訪れた人々に楽しんでもらえる仕掛けが盛り込まれています。特に、フォークを使って地層を切り出すポーズや、ジオキャラクター「ザブン」と一緒に撮影できるスポットは、訪問者に思い出深い瞬間を提供します。

伊豆大島の自然と文化

伊豆大島は、活発な火山活動により形成された美しいカルデラや山体、火口などを有し、自然の営みを楽しく学ぶことができる場所として「日本ジオパーク」に認定されています。また、約300万本のヤブツバキや、美味しい地元の食材、独自の文化・風習が息づくこの場所は、観光地としても非常に魅力的です。

岡田港船客待合所のトリックアートは、地元のアイデアと専門知識をもとに制作され、自然の美しさと地域資源を強調しています。観光客がこのアートを楽しみながら、伊豆大島の多様な魅力に触れることを目的としています。

作品詳細と撮影スポット

1. 階段横大壁画（サイズ: W8860×H4900mm）
地層大切断面をバウムクーヘンに見立てたトリックアート。

2. 階段横そで部分（サイズ: W1250×H3750mm）
イメージキャラ「ドカン」と一緒に写真が撮れる作品。

3. 円柱作品群（サイズ: W1245×H3750mm 各作品）
伊豆大島の自然や文化を表現した8作品。円柱の中にも新しい視点から楽しむことができるモチーフが隠れています。

このトリックアートは、訪れる人々が楽しく写真撮影をしながら、伊豆大島の自然について理解を深めるためのサポートをします。

地域活性化の一環として

伊豆大島ジオパーク推進委員会の担当者は、トリックアートを通じて地域資源を守り、楽しむ機会を提供することが目的だと述べています。また、アートが岡田港を訪れる人々にとって、大島の多彩な魅力を知るきっかけになればと期待しています。

株式会社エス・デーは、手描きの巨大壁画やデジタル印刷を利用したトリックアートを通じて、アートとエンターテインメントが融合した空間を提供しています。これからも、さまざまなイベントや活動を展開し、地域に根ざしたアートの発展に寄与していくことでしょう。