農大生と静岡のお茶企業がコラボ!新感覚の有機抹茶とわさびのチョコレート
静岡県島田市にあるKAWANE抹茶株式会社は、東京農業大学アグリビジネス学科の学生と協力し、静岡県川根地域の有機抹茶を使用した斬新なチョコレートを開発しました。この新商品の特徴は、抹茶とわさびが融合したロシアンルーレットの要素があることです。クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」を通じて、2024年9月20日から販売が開始され、目標金額は50万円となっています。
背景
KAWANE抹茶は2022年から、東京農業大学のインターンシップを受け入れており、学生たちは農作業だけでなく、お茶産業が直面する様々な課題についても学んでいます。茶農家の後継者不足や販売価格の低迷など、茶業が抱える問題を知った学生たちは、2019年には「抹茶羊羹」というオリジナル商品を開発しました。今回の新商品はその第三弾であり、静岡市のチョコレート専門店「Conche」とのコラボレーションによって実現しました。
商品詳細
新商品は、主に二つの種類のチョコレートがあり、特に注目を集めるのは
抹茶とわさびのチョコレート です。これらは、入っている粒の一つがわさびの風味を持っているという点で、特別な体験を提供します。
- - 抹茶チョコレート は、川根産の有機抹茶を使用した濃厚なガナッシュをビターチョコで包み込んでおり、甘さと苦味のバランスが絶妙です。選ばれたカカオはガーナ産で、ココナッツの香りが特徴的です。
- - わさびチョコレート はホワイトチョコレートをベースにし、そこにわさび塩を贅沢に練り込んでいます。見た目は抹茶チョコレートと似ていますが、一口ずつ違った刺激を楽しむことができます。また、辛いものが苦手な方のために、抹茶チョコレートのみの「わさび抜き」も提供されるとのことです。
クラウドファンディング
クラウドファンディングの実施期間は2024年9月20日から10月18日まで。目標金額は50万円で、リターンアイテムには以下のようなものがあります:
- - 現役農大生による抹茶とわさびチョコレート
- - 至高の抹茶チョコレート
- - 抹茶羊羹
- - サステナブルな抹茶染め商品
商品の価格は1,900円から14,900円(税込)に設定されています。詳細は
CAMPFIREのプロジェクトページをチェックしてみてください。
プロジェクトメンバーの声
東京農業大学の3年生、望月麻衣さんはこのプロジェクトについて「多くの人の支えがあって3年目を迎えることができました。様々なラインナップの商品を届けることができることを心から楽しみにしています」と語っています。
川根地域の魅力
川根地域は静岡県中部に位置し、極上の川根茶の産地です。南アルプスの恵まれた自然環境の中で育まれたこの地域の茶葉は、寒暖差と大井川の恩恵を受けて美味しさを増します。
Concheについて
「Conche」はBean to Barスタイルのチョコレート専門店で、カカオの焙煎から手掛け、静岡の素材を使用して独自のチョコレートを製造しています。チョコレートと日本茶のペアリングを提案するなど、地域に根ざした新しい楽しみ方も発信しています。
KAWANE抹茶の取り組み
KAWANE抹茶は有機栽培にこだわり、世界農業遺産にも認定されている「茶草場有機農法」を採用しています。地域の生態系を考慮した持続可能なお茶づくりに情熱を注いでいます。