業務効率化を実現する医療音声入力システム
株式会社アドバンスト・メディアは、医療向け音声入力システム「AmiVoice Ex7」やAI音声認識サービス「AmiVoice iNote/iNote Lite」の導入が20,000施設を超えたことを発表しました。この取り組みは、医療分野におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)が進む中で、医師や医療従事者の業務の効率化を目指すものです。
医療DXの必要性
2026年度の診療報酬改定では、物価や賃上げへの対応、医療機能の分化、質の向上が重要なポイントとして挙げられています。これに伴い、限られた人員でより質の高い医療サービスを提供するための業務の効率化が求められています。特に、音声入力技術は電子カルテへの記録を迅速に行う手段として重要性を増しています。本システムは、リアルタイムで情報の記録や共有を行うことができ、医療現場のDXを円滑に進める助けとなります。
音声入力の技術的背景
最近では、医療現場における生成AIの活用も進んでいます。これにより、診療記録の作成や情報整理が効率化されますが、前提として正確な入力データが不可欠です。「AmiVoice Ex7」や「AmiVoice iNote」は、高精度な音声認識技術を搭載しており、専門用語を正確にテキスト化できることが特長です。また、これらのシステムは、医療現場の実際の利用環境とセキュリティ要件に応じて、オンプレミスでの運用が可能であり、安全性も高いです。
「AmiVoice Ex7」の特長
「AmiVoice Ex7」は、医療に特化した音声認識システムで、不特定の話者が使用できるため、複数の医師が同一端末を共有する際にも便利です。診療科別の専門用語を学習した医療向け辞書を搭載しており、個別の単語登録作業を行うことなく、容易に日常診療で使用される専門用語を高精度で認識できます。これにより、記録業務の効率化が図られ、質の向上にも寄与しています。
モバイル対応の「AmiVoice iNote」
さらに、iOSデバイスに対応した「AmiVoice iNote」では、院内SNS機能や業務量モニタリング機能を搭載。医療スタッフがどこでも記録を作成・保存できるため、通勤時間や外出先でも利用できます。撮影した写真や動画を承認機能と組み合わせて記録できることで、より多角的な情報共有が可能になります。このデータは、PCを通じてカルテシステムに連携できるため、タスクシェアリングが促進され、医療サービスの質が向上します。
手軽な記録支援「AmiVoice iNote Lite」
「AmiVoice iNote Lite」は、iOSデバイスを利用して、医療現場の記録作成をシンプルに支援するサービスです。本サービスは、インターネットを必要とせず、Bluetooth経由でのデータ転送も簡単に行えます。これにより、外出先でも手軽にメモや記録を作成し、スムーズに病院内のシステムに転送できるため、医療スタッフの時間や労力の節約につながります。
まとめ
アドバンスト・メディアは今後も、音声認識技術を中心にしたソリューション提供を通じて医療現場に貢献していく方針です。音声入力技術の進化により、より効率的で高品質な医療サービスの提供が期待されます。今後の進展に注目です。