新たな展開を迎えた屋根一体型太陽光パネル『Roof–1』
株式会社モノクロームの屋根一体型太陽光パネル『Roof–1』(ルーフワン)が、公益財団法人東京都環境公社から「令和6年度優れた機能性を有する太陽光システム」に認定されました。この快挙は、3年連続での受賞を意味し、非常に注目されています。
この認定により、東京都内の環境性能が高い住宅を対象とした補助金制度において、ほかの太陽光発電システムと比較しても魅力的な上乗せ補助にアクセスできることになります。具体的には、本年度、Roof–1を導入した対象住宅に対しては、最大8万円/kWの補助金が支給される可能性があります。
『Roof–1』の技術的特長
『Roof–1』は、金属屋根と太陽光パネルが一体化した新しいスタイルの製品で、小型・軽量を実現しています。そのため、従来では設置が難しい屋根の端部にも設置が可能。都心部の住宅のように、屋根面積が限られた場所にも適しているという特性があります。さらに、湾曲した形状の屋根にも対応し、施工品質も高く保たれています。
高機能と美しさの両立
Roof–1の最大の特長は、普通の屋根と見分けがつかないデザインであることです。特殊加工された太陽光セルを金属屋根に組み込むことで、外観を損なうことなく、機能性を両立することが可能になったのです。また、従来の太陽光パネルと異なり、屋根、架台、パネルを分けて施工する必要がなく、1回の工事で設置が完了するため、施工時の手間も軽減されます。
モノクロームの背景
モノクロームは、2021年7月に梅田優祐氏によって設立されました。起業の背景には、自宅を建設する際に、理想的な太陽光パネルとエネルギーを効率的に制御するためのソフトウェアがないという状況がありました。この課題を解決することで、住宅用太陽光発電の新たなスタンダードを提案しようとする姿勢が強く表れています。
さらなる未来へ
モノクロームは今後も、屋根一体型太陽光パネルの普及を進めていく考えです。それに伴い、安心して使用できる製品の提供と、環境への配慮を行う姿勢を貫いていくでしょう。今後の展開に注目です。
会社情報
このように、太陽光発電の選択肢としてますます注目を集めている『Roof–1』。今後の発展に期待が高まります。