森崎天夢選手とアスノシステムの新たな絆
パラアイスホッケー日本代表の森崎天夢選手が、株式会社アスノシステムと新たな雇用契約を結び、特注のスレッジを贈呈されることとなりました。この契約は2024年4月に締結され、これで森崎選手はアスノシステムと2年目を迎えることとなります。
森崎選手は、2025年9月にカザフスタン・アスタナで開催されるパラアイスホッケー世界選手権Bプールに日本代表メンバーとして選出されたこともあり、贈呈されるスレッジはその競技活動を支える重要なアイテムとなります。アスノシステムは「誰かの明日をよくする」という理念のもと、挑戦を続ける人々をサポートしており、森崎選手の努力と姿勢がその理念と強く結びついていると考えています。
森崎選手の背景と挑戦
森崎天夢選手は2005年に北海道で生まれ、先天性絞扼輪症候群により右下肢に障がいを持っていながらも、小学5年生からはアンプティサッカーに取り組み、スポーツに情熱を注いできました。高校2年生のときに「J-STARプロジェクト」に参加し、パラアイスホッケーと出会ったことで、彼の才能は急速に開花しました。わずか1年後に日本代表として選ばれるなど、その成長は目覚ましいものがあります。
森崎選手は、アスノシステムとの契約継続について感謝の意を表し、「私にとっての励みであり、会社の理念を日々実感しています。パラアイスホッケーの魅力を多くの人に伝え、国際大会で結果を残すことで支えてくださる皆様に恩返しをしたい」とコメントしています。彼の言葉からは、挑戦する意欲と周囲への感謝の気持ちが強く感じられます。
スレッジの特注仕様
贈呈されるスレッジは、森崎選手の体格やプレースタイルに合わせた特注仕様で、軽量化や操作性に配慮されています。カナダで約1か月かけて製作され、選手の競技をサポートする重要なパートナーとなることでしょう。
アスノシステムについて
アスノシステム株式会社は、2009年設立のIT企業で、システム開発を中心に掲げ、「TO CREATE TOMORROW」という理念をもって、社会にとって必要なサービスを提供しています。特に国内の貸会議室検索サイト『会議室.COM』など、自社サービスを展開し、社会の便利さの向上に寄与しています。
アスノシステムの代表取締役社長、齋藤武育氏は、「森崎選手が常に挑戦を続け、その姿勢で多くの人々に勇気を与えています。このスレッジが選手の成長を後押しすることを願っています」と述べています。企業として、森崎選手の挑戦をこれからも支え、社会全体の未来をより良いものにするための活動を続けていくことを約束しています。
今後も森崎天夢選手がどのように成長し、パラアイスホッケーの世界で輝きを放つのか、目が離せない動向が続きます。