地域の教育格差を解消する新たなオンライン学習の行方

プロバードが発表した新しいロボット・プログラミング教室の生徒募集が開始しました。このオンライン教室は、地域の教育格差を解消することを目指しており、特にアクティブラーニングを取り入れたカリキュラムが特徴です。これまでのオンライン授業の多くは一方通行の情報伝達になりがちでしたが、プロバードはそれを克服し、生徒が主体的に学ぶ環境を整えています。

アクティブラーニングの導入

プロバードのカリキュラムでは、実技や実習を通じて学びを深めるアクティブラーニングが採用されています。受講生は自宅にいながらにして、実験キットや研究ノート、タブレットを使い与えられた課題に挑むことで、ロボット・プログラミングだけでなく算数や理科、社会などの科目も同時に学ぶことができます。

この方法により、生徒は自発的に学び、問題解決能力を養うことが期待されます。授業内容は学習指導要領に即した形で構成されており、普段の学校での勉強ともつながるようなテーマが選ばれています。

使用教材と授業の流れ

プロバードの授業では、レゴ社の「レゴエデュケーション SPIKE プライム」や毎月届く実験キットを利用します。各授業は月に2回行われ、宿題を通じて一つのテーマについてじっくりと学ぶことが可能です。また、専用のアプリを通じて、ノーコードでのプログラミングも体験できます。このアプローチは、プログラミング的思考力を育むのに役立っています。

さらに、生徒専用アプリでは講師とのチャット機能があり、授業以外の時間でも気軽に質問ができる環境が整っています。これにより、生徒の興味を引き出し、自発的な学びにつながる仕組みが醸成されています。

逆境をチャンスに変えた新たな取り組み

株式会社ロボライズは、2007年から対面式のロボット・プログラミング教室を運営してきましたが、2020年にはコロナ禍を契機にオンライン専用のカリキュラムを開発しました。新しい学びの形として生まれたこのプログラムは、自宅に居ながらも質の高い学びを提供できる点が大きな魅力です。

実際、2022年夏に実施されたオンライン体験会には100名以上が参加し、参加者の87.1%が「お子様にとって学びがあった」と高評価を寄せました。この結果は、プロバードの教育が実際に効果を上げていることを示しています。