標準化と品質管理全国大会2024が近づく!
ついに、待望の『標準化と品質管理全国大会2024』の開催が発表されました。このイベントは、標準化と品質管理の分野で活躍する専門家たちが集まり、知識や経験を共有する貴重な機会です。開催日は2024年10月7日(月)、場所は東京・永田町の都市センターホテルです。
この大会は、毎年多くの参加者を集め、さまざまな業界からの講演者が集まる一大イベントとなっています。特に、2024年は四国地区を含む全国7か所での地区大会も併せて開催され、参加者には全国大会の講演動画を無料で視聴できる特典も用意されています。これにより、初めて参加する方や久しぶりに参加する方も、安心して楽しむことができます。
プログラム内容
大会は午前中に基調講演、午後には個別講演とパネルディスカッションから成る二部構成で行われます。今回の発表では、5名の講演者が登壇予定です。以下に、彼らのテーマをご紹介しましょう。
1.
サントリーグループのパーパス経営
サントリーホールディングスの鈴木あき子氏が、人間の生命の輝きをテーマに、バリューチェーン全体におけるパーパスの重要性についてお話しします。
2.
落語における品質と標準化
春風亭昇吉氏が、400年の歴史を持つ落語の品質と、その新たな形について議論を交わします。デジタル技術の進展という視点からも考察されるため、興味深い内容が期待されます。
3.
花王の「よきモノづくり」
花王の平田智久氏は、約100年の歴史を持つ同社のインハウスデザインの取り組みを通じて、現在のデザインプロセスや役割について語ります。
4.
NECプラットフォームズの現場向上
阿部泰巳氏が、福島工場での取り組みを基に、QC検定を活用した人材育成について発表します。
5.
災害時の食の規格
日本災害食学会の別府茂氏が、国際化が進む災害食規格について、賞味期間の重要性や被災者のニーズに焦点を当てて解説します。
お申し込み情報
大会への参加申し込みは2024年8月上旬から開始される予定です。関心のある方々は、お早めに日程を確保しておきましょう。
70年以上の歴史を持つ大会
標準化と品質管理全国大会は、1958年から毎年開催されており、地区大会は1974年からスタートしました。標準化を推進することで、日本企業の国際競争力を強化し、安全で安心な社会の構築に貢献することを目指しています。この大会を通じて、多くのアイデアや活動が生まれています。
今後も、標準化と品質管理の分野において、日本規格協会が示すリーダーシップに注目が集まります。ぜひ、この機会を逃さず参加し、知識を深め、お互いに刺激しあう場を楽しみましょう!