FLIEといえらぶGROUP、スマート不動産サービスの連携を発表

FLIEといえらぶGROUPが手を結ぶ

株式会社FLIEと株式会社いえらぶGROUPが新たにAPI連携を開始しました。これにより、FLIEの提供するスマート入退室サービス「Smaview 2.0」と、いえらぶGROUPの不動産業務支援システム「いえらぶCLOUD」の相互運用性が実現します。この連携は、物件の内見予約をよりスムーズに行うことを目的としています。

スマートな内見予約システム

これまでの手順では、いえらぶCLOUDを利用して内見予約が入った物件がSmaview 2.0に対応している場合でも、元付会社は別途管理画面にて手動で予約を入力する必要がありました。これには時間と手間がかかり、業務効率が上がらない状況が続いていました。

しかし、API連携の導入によって、いえらぶCLOUDからSmaview 2.0に対応した物件への内見予約情報が自動的に連携されるようになります。これにより、二重登録の手間が省かれ、元付会社は業務の負担を軽減できます。顧客にとっても、スムーズな内見手配が可能になるため、便利さが一層向上するでしょう。

FLIEのビジョン

FLIEは、これからも不動産業界の現場業務を支える製品やサービスの開発、外部サービスとの連携強化を進めていく方針です。また、DX化の進展を通じて、住まい探しの体験価値の向上に寄与することも目指しています。FLIEのプロダクトは、業務効率を高めるだけでなく、利用者にとっても安心して利用できる環境を構築しています。

さらに、いえらぶGROUPの「いえらぶCLOUD」は、賃貸や売買、管理などの業務を一元化し、全国17,000社を超える不動産会社に導入されるまでに成長しています。このシステムの特長は、毎週のアップデートによって新機能が追加され、より迅速に業務のオンライン対応が可能になる点です。

Smaview 2.0について

FLIEが提供するスマート入退室サービス「Smaview 2.0」は、オートロック付きマンションやオフィスビルなど、鍵を必要とする様々な物件向けのサービスです。デジタル鍵情報を活用し、スマートフォンのWebアプリで簡単にドアを解錠することができます。これにより、物理的な鍵の受け渡しや保管に伴う手間やリスクを大幅に軽減することが実現されました。

この技術は、グループ会社が取得した特許に基づいており、既存の建物にも容易に後付けできる構造を持っています。アプリのインストールが不要で、Webリンクからアクセスすることで、入退室管理が行えるのも大きな魅力です。

不動産業界の未来に向けて

FLIEといえらぶGROUPの連携は、今後の不動産業界におけるデジタルトランスフォーメーションに大きく貢献することでしょう。業務の効率化、内見予約のスムーズな運用、顧客の利便性向上など、様々な面でポジティブな影響を与えると期待されます。

両社は今後も、より良い住まい選びをサポートするために、業務の進化を続けていくことでしょう。共同目標である「安心した住まい選び」を実現するために、さらなる努力を続けていくことが求められます。