LSM 910が初公開
2025-07-08 09:08:24

ZEISS最新顕微鏡 LSM 910 Lightfield 4Dが学会で初公開

ZEISSの最新顕微鏡 LSM 910 Lightfield 4Dが日本初公開



カールツァイス株式会社は、第77回日本細胞生物学会および第58回日本発生生物学会合同大会において、最新の共焦点レーザー顕微鏡「LSM 910 Lightfield 4D」を国内で初めて展示します。本大会は2023年7月16日から18日にかけてウインクあいちで開催される予定です。ここで公開されるLSM 910は、生物サンプルの観察において革新的な技術を提供します。

LSM 910 Lightfield 4Dの特長


LSM 910 Lightfield 4Dは、高速かつ高解像度での3次元ライブイメージングを可能にする、最新の共焦点レーザー顕微鏡です。この顕微鏡の特長は、「Lightfield 4D」技術にあり、従来の顕微鏡では難しい生体サンプルの高速かつ高精細な3Dデータ取得を実現します。時間および空間の両方において優れた分解能を提供し、生物学的研究に新たな視点をもたらします。

発生生物学の分野では、細胞の発生過程や組織の変化を「生きたまま」観察することが求められています。LSM 910は、3次元と時間を組み合わせたデータ収集を特化させており、細胞や組織の動的な動きや変形をリアルタイムで捉える能力に優れています。これにより、研究者にとって貴重な洞察を提供します。

開催されるデモンストレーション


本合同大会では、LSM 910 Lightfield 4Dのデモンストレーションが行われます。実機を用い、最大毎秒80ボリュームという驚異的な時間分解能で3Dイメージングを実現する様子が、さまざまな動植物サンプルを通じて実演されます。具体的には、撮影から画像処理に至るまでの工程が公開される予定で、多くの実際のアプリケーション例も紹介される予定です。

また、カールツァイスの専門家による顕微鏡技術に関するセミナーも開催され、LSM 910の技術についての理解を深める良い機会となります。

カールツァイスの信念


1846年にドイツで設立されたカールツァイスは、光学技術の領域で国際的なリーディングカンパニーとして展開しています。日本では1911年から事業を行い、半導体製造技術、医療技術、産業品質分野など多岐にわたるソリューションを提供しています。LSM 910 Lightfield 4Dは、そうしたカールツァイスの革新と研究開発への取り組みの成果の一部を示すものです。

本合同大会では、LSM 910 Lightfield 4Dによる未来の生物学研究への新たな展望を体験できる貴重な機会です。ぜひカールツァイスのブースへ足を運び、その革新的な技術を直接体感してみてください。

詳細な情報は、カールツァイスのウェブサイトをご覧ください。特に、出展に関するお知らせページには、デモの詳細情報やセミナーのスケジュールが掲載されています。興味がある方はぜひ、こちらをチェックしてください。

出展のお知らせページ
LSM 910 Lightfield 4Dの製品ページ

この機会をお見逃しなく、LSM 910 Lightfield 4Dの可能性をぜひお試しください。


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会社情報

会社名
カールツァイス株式会社
住所
電話番号

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