高校生が創造した未来都市、WRCラリージャパン2024で初公開
愛知県豊田市で開催されるFIA世界ラリー選手権(WRC)フォーラムエイト・ラリージャパン2024の会場、豊田スタジアムにて、高校生たちが制作した近未来都市模型が展示されます。
この模型は、2040年の空飛ぶクルマが普及した街をテーマに、高校生たちが「空飛ぶクルマの離発着ポート」をどのようにデザインするかを追求した力作です。
夢をカタチに - 未来都市模型
有志団体Dream Onが主催する次世代イノベーター育成プログラム「FLEX Park 2024」の参加者である高校生たちが、8月から11月にかけて、熱意と創造性を燃やして制作しました。レゴブロックだけでなく、廃材も活用した環境にも配慮したジオラマは、空飛ぶクルマが飛び交う街並みをリアルに再現しています。特に、空飛ぶクルマの離発着ポートのデザインは、高校生たちの斬新な発想が凝縮された見どころです。さらに、模型の一部は可動式になっており、よりダイナミックな展示を実現しています。
WRC会場での展示概要
- - 展示期間:2024年11月21日(木)~24日(日)
- - 会場:豊田スタジアム コンコース内 「株式会社SkyDrive / 有志団体Dream On」ブース
- - 展示内容:2040年の空飛ぶクルマのある街の模型、SkyDrive社の空飛ぶクルマ実機展示、Dream Onの空飛ぶクルマVRシミュレーター
- - プレゼンテーション:11月23日(土) 午後0時30分~1時頃、高校生による作品説明と制作過程についての発表が予定されています。
未来への架け橋 - 次世代育成プログラム
このプロジェクトは、Dream Onが推進する次世代イノベーター育成プログラム「FLEX Park 2024」の一環として行われています。このプログラムは、愛知県の高校生を対象に、未来社会を担う創造性と問題解決能力を育成することを目的としています。2日間のワークショップから始まり、SkyDrive社をはじめとする企業の協力を得て、3ヶ月間の制作期間を経て、この模型が完成しました。
企業連携と革新的な取り組み
本展示では、株式会社SkyDriveの協力のもと、同社の空飛ぶクルマSD-03の実機展示や、Dream Onが開発した空飛ぶクルマVRシミュレーターも体験できます。さらに、株式会社ムラヤマと株式会社フォルムの協賛により、展示企画やジオラマ制作において技術的なサポートを受けました。
来場者への期待
この展示を通じて、高校生たちは自身の創造性を社会に発信し、多様な意見に触れることで自己成長を促します。来場者は、未来社会を担う若者たちの情熱と創造力を間近で感じることができ、未来への希望と新たな視点を得られるでしょう。
取材に関するご連絡
取材を希望される方は、2024年11月18日(月)までにDream Onへメールでご連絡ください。フォーラムエイト・ラリージャパン2024全体のメディアパスが必要となる点にご注意ください。一般の方もラリージャパンの観戦チケットがあれば見学可能です。
Dream Onについて
Dream Onは、2014年から空飛ぶクルマの開発に取り組んできた有志団体です。SkyDrive社と共に、2020年に日本初の有人デモフライトを実現した実績を持ち、現在は次世代イノベーター育成に注力しています。