探究学習の祭典「クエストカップ2025 全国大会」
2025年2月、名古屋市に本社を置く株式会社メニコンが協賛する「クエストカップ2025 全国大会」が開催されます。この大会は中高生が参加する探究学習プログラム「クエストエデュケーション」の成果を発表する場です。今年で20回目を迎え、全国各地の学校から集まった生徒たちが自らの探求の成果を披露します。
探究学習とは?
2022年度の学習指導要領の改訂に伴い、高校では「総合的な探究の時間」が必修化されました。この背景により、探究学習は教育現場において重要な位置を占めるようになりました。株式会社教育と探求社は2005年から「クエストエデュケーション」をスタートし、現在では日本国内で最大規模の探究学習プログラムとなっており、今年度は490校から約10万4千人が参加しています。
今年度の大会のテーマ
「クエストカップ2025」のテーマは「Liberty(自由)」です。このテーマは、人間が持つ「自由を求める心」に焦点を当てており、生徒たちが自由を求めて挑戦する姿を共有することを目的としています。探究の過程で彼らが感じる喜びや達成感が、他の生徒たちにも伝わることを期待します。
大会の詳細
大会は2025年2月11日から23日までの3日間にわたり行われ、その中で一般観覧日も設けられています。22日と23日は、一般の方々も参加可能な形式で行われる予定です。企業探求部門「コーポレートアクセス」では、メニコンが設定したミッションに対して生徒たちがチームを組んで成果を発表します。発表は「ファーストステージ」と「セカンドステージ」に分かれ、法政大学市谷キャンパスで実施されます。
今年度は、過去最高の応募数を記録しており、全国30都道府県から152校、286チームが出場し、約1,300名の参加者が予定されています。生徒たちがこの一年間にどのような探求を行い、その結果をどう発表するか、多くの人々がその成長を見守ることでしょう。
メニコンのミッション
メニコンは「文化の力で世界をシンカさせる」という新たな挑戦を生徒たちに求めています。経営理念に基づく「創造・独創・挑戦」の精神で、ビジョンケア事業にとどまらず、文化振興活動にも取り組んでいます。生徒たちは、文化が持つ力に目を向け、自分たちで新しい価値を創造する力を育むことが期待されています。
この「クエストカップ2025」は、生徒たちにとってただの発表の場ではなく、彼ら自身が自由を求め、挑戦し、成長する場でもあります。探究学習は自らの視野を広げ、社会との繋がりを感じる大切な活動です。この機会に、全国から集まった生徒たちの情熱とクリエイティビティを体験してみてはいかがでしょうか。
更なる詳細は、「クエストカップ2025」の特設サイトをチェックしてみてください。
クエストカップ2025特設サイト
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