GPTs版「LIFULL HOME'S」が新サービスを開始
株式会社LIFULLは、住まい探しをより身近で便利にするため、GPTs版「LIFULL HOME'S」を提供することを発表しました。この新サービスは、2024年8月7日より運用開始となります。この取り組みでは、ユーザーが希望する条件をChatGPTに伝えることで、最適な物件を提案してくれます。これまでにない自然なやりとりを通じて、よりパーソナルな住まい探しの体験を実現します。
なぜGPTs版が必要なのか?
LIFULL HOME'Sは、これまでに生成AIを活用した多くのプロジェクトを展開しており、その一環として新たなサービスの提供を決定しました。あらゆるユーザーに寄り添った住まい探しが求められる中、AIの導入は必要不可欠であると考えられました。過去の実績として、AIを介した住み替え相談を24時間可能にする「AIホームズくんBETA LINE版」や、住宅弱者向けのサポートAIなどが挙げられます。これらの経験から、LIFULLは新たな段階へと進化しました。
GPTs版「LIFULL HOME'S」の特長
この新サービスは、ChatGPTと直接対話し、希望の住居条件に合った物件を提案する機能を持ちます。加えて、他の企業が開発したカスタムGPTsと連携させることで、ユーザーにとって専用の住まい探し体験を構築することが可能です。特筆すべきは、LIFULL HOME'Sが持つ全国の賃貸物件や流通物件のデータベースと連携している点です。さらに、街の評判データベース「まちむすび」や国土交通省の「不動産情報ライブラリ」とも協力し、より詳細で多角的な情報を提供します。
拡大する情報網
GPTs版「LIFULL HOME'S」のデータベースは多岐にわたり、物件情報だけでなく、通学区域や成約価格に関する情報も網羅しています。このため、住まい探しの一歩手前であるユーザーに対し、非常に利便性の高い情報を提供することができます。また、これまでの「AIホームズくんBETA LINE版」での経験を活かし、応答性能の向上にも注力しています。
LIFULLのこれから
執行役員 CTOの長沢翼は、新サービスの立ち上げについて、「これまでの経験をもとに多くのデータベースを統合し、ユーザーの期待を超えるサービスを提供したい」と語っています。LIFULLは引き続き新しいテクノロジーとデータを活用し、あらゆる生活の可能性を広げる取り組みを続けて行く予定です。
まとめ
新しく提供されるGPTs版「LIFULL HOME'S」は、AIを用いた住まい探しの新たな形を示しています。人々の住まいに関する夢や希望を実現するために、これまでにないアプローチを通じて、利用者一人ひとりに寄り添ったサービスを展開していくでしょう。このサービスにより、住まい探しがさらに身近に、便利になることが期待されます。