神戸の人気店が東京・上野に初上陸！土佐清水の味を楽しむ新しいアンテナショップ

神戸発！上野に新しい食の文化を提供する居酒屋

上野の街に新しい風が吹き込んでいます。2017年7月26日にオープンした「土佐清水ワールド」東京上野店は、神戸で人気の居酒屋が持つ魅力をそのままに、首都圏で新たに高知県土佐清水市の特産を楽しむ場として開店しました。この居酒屋は、地方行政や商工会議所、地方銀行と連携し、その土地ならではの食の文化を大都市圏に伝える「アンテナショップ型居酒屋」として注目されています。

郷土料理へのこだわり

「土佐清水ワールド」では、高知県土佐清水市の名産品である宗田節を主役に据えた料理を展開しています。宗田節とは、カツオの一種で知られ、独特の深い味わいを持つ魚の節のことです。日本料理の重要な素材として多くのプロに愛用されており、ここではその宗田節を使用した料理が楽しめます。

居酒屋の内部には、削り立ての宗田節を0.01mmという極限の厚さで削る機械も設置されており、来店者はその香りを体験しながら贅沢な食事を楽しむことができます。また、新鮮な土佐清水産の魚を使用した料理も豊富に用意されています。お刺身やひつまぶし、さらには、貝の浜焼きなど、美味しい料理が揃っています。

魅力的なメニューの数々

具体的には、カツオの藁焼きや、藁焼きかつおのひつまぶし（880円税別）、清水さばのお造り（980円税別）、だし巻き卵に削り立ての宗田節をかけたもの（580円税別）など、目にも美しい料理が並びます。特に、カラフルな貝殻を用いた長太郎貝の浜焼き（300円税別）は、見た目にも楽しく、SNSでも話題を呼ぶこと間違いなしです。

この居酒屋が大事にするのは、単なる料理の提供ではありません。地域の人々が愛する食材を、大都市圏で新たに体験できるよう、地域との結びつきを大切にしながら開発したメニューを提供しています。これにより、訪れる人々は土佐清水市の魅力を感じるとともに、その土地の食文化に直接触れることができるのです。

アンテナショップとしての役割

「土佐清水ワールド」は、地方の食材を広めるだけでなく、地域経済の振興にも寄与しています。地元の生産者と密接に連絡を取りながら、その土地でしか味わえない食材の魅力を発信し、同時に地元の人々が「本当に美味しい」と認める料理を提供することで、地域の文化を大切にする居酒屋であることが特徴と言えるでしょう。

上野に足を運ぶことで、高知県土佐清水市の特産や文化に触れられるこの居酒屋は、新しい食体験を求める全ての人にとって必見です。神戸で人気のその味を、ぜひ東京で堪能してみてください。