近鉄不動産、新築マンションでEV充電サービスWeChargeを採用
近鉄不動産が新たに開発する分譲マンション「ローレルコート花園ステーションゲート」に、電気自動車の充電サービス「WeCharge」を導入することが発表されました。この新たな取り組みにより、住民は便利で快適なEVライフを送ることができる環境を手に入れます。
新築分譲マンションの概要
「ローレルコート花園ステーションゲート」は、大阪府東大阪市に位置し、2025年1月に完成の予定です。この物件は69戸の住宅を供給し、駐車場は28台分の収容能力を備えています。その中には、電気自動車用充電コンセントとして9口が設置されることになっています。これは、契約駐車区画に特設され、住民は自宅で簡単に電気自動車の充電を行うことができます。これにより、戸建ての住環境と変わらず、快適なEVライフが実現されるのです。
EV充電サービスWeChargeの特長
ユビ電株式会社が提供する「WeCharge」は、特に集合住宅向けの革新的な高速充電ソリューションを提供します。充電コンセントは、いつでも利用可能で、住民が自由なタイミングで充電できる点が大きな魅力です。環境を考慮したシンプルな設備であるため、イニシャルコストを低く抑えることが可能です。
また、WeChargeスマートコンセントは、全てのコンセントの充電状況を一元管理できるため、エネルギーの消費を最適化し、ピーク時の需要を分散させることができます。この取り組みにより、マンション全体での電気代と設備費用を節約することが期待されています。
環境への取り組み
近鉄不動産は、このような最新技術の導入を通じて住環境の向上とともに、環境への影響を低減することを目指しています。2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、政府が用意した「充電インフラ整備促進に向けた指針」に基づいて、集合住宅や駐車場への充電設備の設置が求められています。これに適応すべく、近鉄不動産は自主的に進んで新たな電気自動車充電設備を導入しました。
住環境の充実と未来へのビジョン
近鉄不動産は、地域全体の環境意識を高め、よりサステナブルな暮らしを実現するリーダーシップを取っていく予定です。WeChargeの導入は、住民が利用しやすいだけでなく、地域全体のエコ意識の向上にも貢献することでしょう。
ユビ電も、今後さらなるWeChargeの展開を進めていく意向を示しています。地域の不動産業者と連携しながら、次世代の環境に優しい都市づくりを目指します。
ユビ電株式会社について
「電気の未来を描くんだ」を掲げるユビ電は、エネルギーとテクノロジーを組み合わせ、革新的な電力環境の提供を目指して活動しています。自社のサービスとして、電動車の充電インフラへの積極的な取り組みを展開しているほか、利用者が自由に電気を使える環境を創造しています。
これからもユビ電及び近鉄不動産は、持続可能な未来を研鑽するために、さまざまな取り組みを通じて環境への配慮を続けるでしょう。