エクストリームネットワークスがクラウドマネージドネットワークを24時間で実装

エクストリームネットワークス、24時間で世界28ヶ所にクラウドマネージドネットワークを導入

エクストリームネットワークスが、わずか24時間で世界28ヶ所にクラウドマネージドネットワークを実装したことが話題になっています。この革新的な取り組みは、9月16日に開催されたExtreme Connect Virtualユーザーカンファレンスで詳細が紹介されました。このイベントでは、情報システム部のバイスプレジデント、Jeff Creasy氏とディレクター、Larry Baker氏が、ネットワーク運用におけるクラウドへの移行体験について説明しました。

Extreme Connect Virtualの意義

Extreme Connect Virtualは、9月16日と17日の2日間にわたり開催されたサミットで、IT戦略セッションや実践的ワークショップが展開されました。このイベントは、ネットワーク運用を通じた企業の変革をテーマに据え、効率的かつ手間のかからないネットワーク体験の実現方法を探求しました。

クラウドマネージドネットワークの利点

エクストリームネットワークスは、インフラコストの削減、相互運用性の向上、セキュリティの強化、無制限のデータ分析の提供など、クラウドマネジメントの多様な利点を長年にわたり発信してきました。特に、ExtremeCloud IQは、ネットワークインフラのデバイスを簡便に管理できるプラットフォームとして、グローバルな企業のサポートに貢献しています。

シンプルな管理

ExtremeCloud IQは、ネットワーク全体を簡単に管理し、問題を迅速に特定する手助けをします。このプラットフォームは、デバイス、クライアント、アプリケーションの状態を視覚化し、リアルタイムでのトラブルシューティングやデータ分析を可能にします。これにより、運用効率が向上し、データに基づいた意思決定を通じて問題の早期発見と解決が可能になります。

対応力の向上

クラウドマネージドネットワークにより、企業は世界中のどこにいても、迅速にネットワークをプロビジョニングし、適切な場所にデバイスを配信できます。一度のクリックで、数百のスイッチやアクセスポイントを設定できるため、IT部門は膨大なクライアントとエンドポイントを効率的に管理できるのです。

极めて柔軟なクラウド対応

ExtremeCloud IQは、1日に100万台以上のネットワークデバイスを管理し、800万を超えるクライアントデバイスを接続しています。このシステムは、46億件に上る管理メッセージをAIおよび機械学習エンジンに供給し、データ処理量は1日あたり6ペタバイトに達します。これほどのスケールで情報を運用できることは、エクストリームネットワークスの強みといえるでしょう。

新たな技術と市場のニーズ

ExtremeCloud IQは、業界で初めてISO/IEC 27001認定を受けたクラウドドリブンネットワーキングです。この認証は、情報セキュリティの新たな基準を提示し、そしてGDPRをはじめとするコンプライアンス要件にも対応しています。データを必要に応じて削除できる機能により、顧客は安心してサービスを受けることができます。

顧客との関係を強化

エクストリームネットワークスの最高情報責任者であるDaniel Adam氏は、「私たちは顧客とパートナーにシームレスな体験を提供することを目指しています。ExtremeCloud IQの導入により、パンデミックの中でも分散ネットワークを効果的に管理できるようになりました。この成功に自信を持っており、顧客にもその価値を体験してもらえたことを誇りに思います」と述べています。