アガサとVeevaの連携
2025-12-11 10:56:54

アガサがVeevaと連携し治験の文書管理を効率化する新機能を発表

アガサがVeevaと連携し治験の文書管理を効率化する新機能を発表



アガサ株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:鎌倉千恵美)は、治験・臨床研究のためのクラウドサービス「Agatha」への新たな機能として、Veeva eTMFとの自動連携機能を2025年12月1日にリリースしました。この新機能は、国内において60%の医療機関が利用するAgathaと、世界的に認知された電子文書管理システムであるVeeva eTMFを自動で連携させるものです。この取り組みにより、製薬企業及び医療機関における文書管理プロセスの大幅な効率化を目指しています。

新機能の背景と目的



日本の医薬品開発におけるドラッグラグとドラッグロスの問題を解消するために、現在、政府は「治験エコシステム」の構築を進めています。各ステークホルダーが連携し、効率的な治験運営を実現するための仕組みが不可欠です。アガサはこのエコシステムの一角を担い、文書管理プラットフォームの機能強化に取り組んでいます。

Veeva eTMFとの連携機能



2025年10月に行われたPoC(概念実証)では、医療機関2社と大手製薬企業1社が協力し、新機能の実運用可能性が確認されました。この連携機能により、製薬企業がVeeva eTMFで承認した治験関連文書が、Agathaに自動転送・格納される仕組みが実現しました。これにより、文書の整理や履歴管理が簡略化され、ヒューマンエラーのリスクを低減できます。

特徴と利点



1. 工数削減: 手動でのダウンロードやアップロード作業が不要になり、文書処理にかかる時間が大幅に短縮されます。
2. 品質の向上: 自動トラッキング機能により、文書の提出や受領の履歴が正確に管理され、ヒューマンエラーを防ぐことができます。
3. セキュリティの強化: 機密情報のローカル保存が不要となり、情報漏えいリスクが低減されます。
4. 標準化の促進: 医療機関ごとのマニュアルやルールが簡素化され、治験運用の一貫性が保たれます。

業界全体への影響



この新機能の導入により、治験に関わるさまざまな組織が共通のプラットフォーム上で効率的な業務を行えるようになります。これが業界全体の業務フローの統一につながり、結果として日本の治験運営の国際的な競争力強化に寄与することが期待されています。

未来の展望



アガサは、Single IRB支援機能の開発を進めており、今後も治験エコシステムの推進を図ります。薬の開発スピードを上げ、患者さんに新しい治療法を早く届けることで、健康な社会の実現に寄与することを目指しています。

【企業情報】
アガサ株式会社は、日本の製薬企業や医療機関向けに、治験や臨床研究の文書管理を支援するクラウドサービス「Agatha」を提供しています。最新技術を活用し、人々の健やかな生活に貢献する基盤作りを進めています。

【アガサ株式会社 代表取締役社長:鎌倉千恵美】
【住所:東京都中央区日本橋兜町7-1 Kabuto One 9階 WeWork】
【設立:2015年10月2日】
【URL:https://www.agathalife.com/】


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会社情報

会社名
アガサ株式会社
住所
東京都中央区日本橋兜町7-1Kabuto One 9階 WeWork
電話番号

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