株式会社J-オイルミルズの2026年の展望
株式会社J-オイルミルズ(以下、J-オイルミルズ)は、2026年の新年のご挨拶を通じて、過去の振り返りと今後の成長戦略を共有しました。代表取締役社長の春山裕一郎氏は、2025年を振り返りながら、今後の企業理念やビジョンを明確にしました。
2025年の振り返り
2025年は、生活者の節約志向が強まる中で、インバウンド需要や調理簡便化による中食・外食産業の活性化が見られました。しかし、世界的なバイオ燃料向け需要の高まりや物流・資材・エネルギーのコスト上昇が経営に影響を与え、依然として厳しい事業環境に置かれていることは否定できません。それにより、従来のビジネスモデルを見直し、新たな成長を模索する必要性が高まっています。
J-オイルミルズは昨年、生活の必需品である油脂において3度の価格改定を実施し、品質を維持しながらお客様との信頼関係を深めてきました。家庭用油脂では、プラスチック削減と便利さを兼ね備えた「スマートグリーンパック®」シリーズや健康志向に応える商品が注目され、業務用では人手不足に対処するための提案が進められました。
スペシャリティフード事業の強化
特に、乳系PBFや粉末油脂の価格改定が功を奏し、新たな業務用スターチ製品「TXdeSIGNⓇ」の拡販が進められています。春山氏の就任以来、外部環境が厳しさを増す中でも中長期的な成長を目指した4つの戦略—既存コア事業の収益性強化、事業ポートフォリオの高度化、海外事業の戦略推進、次世代技術への投資—が実行されています。特に、北米市場における味の素グループとの連携やM&A戦略に注力し、企業基盤の強化に取り組んでいます。
2026年の抱負と成長戦略
新年にあたり、J-オイルミルズは中期経営計画「Transforming for Growth」の最終年度を迎え、着実な成果の創出を目指しています。この年は、前述の戦略を推進し、企業構造の改革を進めることで、持続可能な成長の実現を目指すとしています。また、その強みである油脂販売を通じて、中食・外食業界との関係を深め、「おいしさデザインⓇ」の提案力を強化することが重要とされます。
特に、食の安定供給は現代社会における喫緊の課題であり、当社はこの責任を果たすべく、油脂業界の変革に寄与することを目指しています。新たな価値を創造し、生活者やステークホルダーとの対話を重ねることで、未来に「Joy for LifeⓇ」をもたらす企業としての成長を遂げる所存です。
まとめ
2026年も引き続き、J-オイルミルズは健全な経営と持続可能な社会への貢献に向けて取り組んでいくと約束しました。皆様からの支援をお願いしつつ、新たな市場の可能性を追求し、企業の発展を目指します。