オーデマ ピゲ、新たなる革新をもたらす
スイスの名門時計ブランド、オーデマ ピゲが150周年を記念して新作を発表しました。2月25日に発表されたのは、革新的な自動巻きパーペチュアルカレンダーの新型ムーブメント「キャリバー7138」を搭載した「ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー」と「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ パーペチュアルカレンダー」です。
オーデマ ピゲの歴史
1875年に設立されたオーデマ ピゲは、歴史的にオーデマ家とピゲ家の2つの家族によって運営されてきました。複雑な機構を持つ機械式時計の製造に特化し、伝統と革新を融合させることで新しい技術を開発し続けています。今回の新作も、その伝統を引き継ぎつつ新しい時代に向けた進化を遂げています。
新型キャリバー7138の特徴
キャリバー7138は、天体の運行を機械的に再現するパーペチュアルカレンダーを新たに開発したムーブメントです。5年の歳月をかけて開発されたこのムーブメントは、5つの特許を取得するなど、技術的にも革新的です。ユーザーが直感的に操作できる「オールインワン」リューズが特徴で、工具なしで機能の変更が行えるため、現代的なライフスタイルにも対応しています。
洗練されたデザイン
新型は41mmケースサイズで、特に「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ パーペチュアルカレンダー」は、サテン仕上げとポリッシュ仕上げが絶妙に組み合わさり、光を巧みに取り入れた仕上がりが印象的です。ブルーPVD加工が施されたスモークブルーのダイヤルが美しさを引き立て、エレガントなツートンカラーのデザインが魅力です。これにより、視認性も高く、実用性も兼ね備えています。
「ロイヤル オーク」モデルの魅力
オーデマ ピゲ代表作の「ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー」は、2つのモデルが展開されています。
1つは41mmのステンレススティールケースにブルーPVD加工を施したモデル。もう1つは、16Kサンドゴールド製のモデルで、光の加減によって色の表情が変わるのが特徴です。時間を一目で見ることができる蓄光加工が施された針やアワーマーカーが用意され、すっきりとした印象を与えています。
特別な150周年モデル
創業150周年を記念して、各モデルには150本限定の「アニバーサリーモデル」がラインナップされています。デザインは通常モデルと同様ですが、ムーンフェイズに刻まれた特別なロゴや、サファイアケースバックに施された「150」の刻印が特徴です。
新しい未来へのステップ
オーデマ ピゲの新作は、単なる時計を超えた人間工学に基づくコンプリケーションウォッチとも言えます。新しい技術と美しさが融合したこの時計は、革新的でありながらも伝統を忘れない設計が施されています。150周年という蛹から羽化する瞬間を迎えたオーデマ ピゲは、これからもさらなる飛躍を遂げることでしょう。