ウェビナーの開催背景
近年のサイバー攻撃は変化しており、無差別型から特定の組織を狙う標的型攻撃へと進化しています。従来型の攻撃手法に比べ、攻撃者はターゲットの内部情報を徹底的に収集し、防御体制の弱点を突いてきます。このような状況を受け、企業は今何を行うべきか考える必要があります。
高度化する標的型攻撃
最近、多くの企業がEDR(エンドポイント検知・応答)を導入していますが、高度化した標的型攻撃はEDRの検知を回避する巧妙な手法が用いられるため、企業のセキュリティが脅かされています。攻撃者は、PowerShellやWMIなどの正規ツールを悪用し、ファイルレス攻撃を仕掛けてメモリ内で静かに潜伏します。このような攻撃は典型的なファイル操作やプロセス生成の挙動を抑えながら長期間潜伏し、痛手を与える準備を整えます。
EDR検知の限界
EDRは24時間365日、エンドポイントでの異常を監視していますが、標的型攻撃においてはその限界があります。不審なプロセスや異常な通信を早期に発見するためには、継続的な監視が必須です。このような状況下で「脅威ハンティング」が重要となります。攻撃者が潜伏している間に、企業は能動的に探索を行い、早期の発見を狙うべきです。
ウェビナーの内容
本ウェビナーでは、脅威ハンティングツール「ThreatSonar」を用いて、実際の標的型攻撃手法を解説し、具体的な検出・分析手法を紹介します。「ThreatSonar」はEDRでは難しい検知を可能とし、疑わしいプログラムやアクティビティを発見するための高度なプラットフォームです。このツールはインストールが不要で、軽量なスキャンを行い、メモリやディスク内に潜む脅威を特定します。
セキュリティ対策の強化
企業が本ウェビナーに参加することで、高度化する攻撃に対するセキュリティ体制を強固にする方法を学ぶことができます。EDRとの併用により、より効果的な防御策を構築し、実際の攻撃に対抗する力を高めることが可能です。特に、検知能力の向上や潜伏脅威の早期発見に課題を抱えている企業にとって、有益な情報が得られるでしょう。
参加方法
ウェビナーの詳細や参加の申し込みは、マジセミ株式会社の公式サイトから行えます。今後も「参加者の役に立つ」内容のセミナーを開催する予定です。過去のセミナー資料や新しいセミナーの募集情報は、公式サイトにてご確認ください。
主催・協力
- - 主催:株式会社CEL
- - 協力:株式会社オープンソース活用研究所、マジセミ株式会社
所在地:〒105-0022 東京都港区海岸1丁目2-20 汐留ビルディング3階
お問合せ:
マジセミ公式サイト