リファレンス賃貸物件にEV充電サービスWeChargeが導入される
株式会社リファレンスは、EV充電サービス「WeCharge」を新たに導入した賃貸物件を福岡を中心に展開しています。これにより、居住者は自己専用のEV充電コンセントを利用し、安心・快適な充電環境を手に入れることができるようになりました。
EV充電インフラが求められる時代
2021年現在、日本政府は2050年までのカーボンニュートラルを掲げ、2035年には新車販売を電動車100%にする方針を定めています。また、経済産業省は2030年までに10万口から20万口の充電インフラを整備する目標を掲げています。この背景の中で、リファレンスは一部の賃貸マンションの駐車場に324ポートものEV充電コンセントを設置しました。
ユビ電との協業による充実したサービス
この取り組みは、ユビ電株式会社と共同で行われており、入居者はスマートフォンを使って充電操作や決済を簡単に行えます。すべての電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)に対応しており、入居者は月額使用料と電力量に基づく料金を選択できる複数のプランから選ぶことが可能です。
リファレンスが提供するEV充電サービスは、入居者にとって大きな利点があります。特に、充電の利便性は、燃料費の節約や環境負荷の軽減にも繋がるため、環境意識の高い人々にとっては魅力的な選択肢となるでしょう。
先進的な施策による物件価値の向上
リファレンスの代表取締役社長、相部光伸氏は、「このたび自社物件にEV充電設備を整備することを決定したことは、物件の競争力を高め、次世代型ライフスタイルを支える意義ある取り組みである」と述べています。EV充電設備を提供することで、空室率の改善や物件の価値向上が期待され、環境に優しいブランドイメージの向上にも寄与するとしています。
スムーズな導入工事
EV充電インフラの設置工事は、リフェコ株式会社が手掛けており、豊富な経験と計画的な施工により、安心して利用できる充電環境が整っています。入居者は快適な暮らしを手に入れ、ストレスフリーなEVライフを実現できるでしょう。
今後の展望
今後、リファレンスは福岡エリアを中心に、さらなる充電設備の拡充を計画しています。ユビ電は集合住宅でのEV充電環境の整備を引き続き推進し、各地域のニーズに合わせたサポートを行っていきます。社会全体がEVへの移行を進める中で、リファレンスの取り組みは新たな時代の住宅環境を提案するものです。
両社のコメント
ユビ電の山口社長は、「リファレンス様と共にEV充電サービスWeChargeを提供できることは光栄です。今後も、安心してEV充電できる社会実現を目指して、さまざまな住宅への導入を進めていきます。」とコメントしています。
まとめ
リファレンスが導入したEV充電サービス「WeCharge」は、未来のライフスタイルをサポートし、環境負荷の軽減に寄与するものです。これからも、利用者のニーズに応えながら、新たな技術を持続的に取り入れ、魅力的な住環境を提供していくことでしょう。