山形県教育局が校務支援クラウド『School Engine』導入を決定

山形県教育局が導入する校務支援の新システム

山形県教育局では、2025年12月よりシステムディが提供する『School Engine Web出願システム』の導入を進めています。このシステムは、県内全域で公立高等学校の受験に関する手続きをオンラインで完結させることを目的としています。これにより、教育現場における業務の効率化が図られ、関係者の負担も大幅に軽減されることが期待されています。

さらに、2026年2月には特別支援学校向け校務支援クラウドサービス『School Engine』も実装される予定です。これまで特別支援学校では学籍情報や固有のデータが紙媒体や表計算ソフトで管理されていましたが、今後はこの『School Engine』によって情報の集約と業務効率の向上が図られます。教育におけるデジタル変革、いわゆる教育DXの一助となることが期待されています。

『School Engine』の特徴と利点

『School Engine』は、クラウドコンピューティングを活用した校務支援サービスで、低コストで定額利用が可能です。このシステムは、自治体や教育委員会を中心に広く導入され、各校での一括管理が実現します。これによって、各学校でのデータの一元管理が可能となります。

特に注目すべきは2025年9月に発表予定の最新モデル『School Engine One』です。この新しいプラットフォームは、様々な関係者に利用されることを目指しており、より多くの教育機関がデジタル化の波に乗ることができるでしょう。

教育現場における影響

こうした取り組みは、教員の業務負担を軽減し、より多くの時間を児童生徒と向き合うために使えることになります。教育の質を向上させるためには、業務の効率化が不可欠です。システムディは、今後もこの方針に基づき、教育現場の支援に全力を尽くすことでしょう。

既に、さまざまな教育機関での導入実績があり、その信頼性は折り紙付きです。これからの学校におけるデジタルプラットフォームの普及は、学びの効率を大きく変える可能性を秘めています。特に未曾有の状況下で学びのスタイルが変わっていく中、オンライン出願や情報管理の重要性はますます高まる一方です。