児童支援の新たな可能性を探るシンポジウム
2026年6月27日(土)、東京・日本橋で特定非営利活動法人アソビノマドと医療法人霜月之会が共催する、シンポジウム「それ、あなたのせいじゃない。」が開催されます。このイベントは、子どもを支援する立場にある方々、特に子どもたちのために尽力する支援者を対象にしたものです。基調講演を務めるのは著名な児童精神科医、本田秀夫氏。彼の言葉によれば、「子どもを変えることが支援だと思っている限り、支援者は燃え尽きていく」という警鐘が鳴らされます。
このシンポジウムの目的は、支援者自身が抱える自己責任感や燃え尽き症候群を軽減し、持続可能な支援の方法について議論することです。参加者は医療、教育、福祉、社会起業の各分野の専門家からの視点を共有され、深刻な人手不足に悩む支援現場の現状を理解し、新たな視点から持続的な支援のあり方を模索します。
背景
現在、子どもたちが直面する問題は多岐にわたり、不登校や精神疾患といった課題が増加しています。文部科学省によると、2023年現在、不登校の児童生徒数は35万人に達し、これは過去最高の数字です。また、精神疾患により休職を余儀なくされた公立学校教員が7,087人にも上るという現実を踏まえると、支援者たちが直面する負担が明らかです。このような過酷な環境の中で、支援者たちは「自分の力不足」として問題を一身に抱え込む傾向があります。
本シンポジウムでは、こうした構造的な課題を専門家の視点から捉え、具体的な解決策を模索します。教育と福祉の現場が一堂に会し、異なる立場の語り合いを通じて新しい視点を持ち帰ることが重要です。
参加者が得られるもの
シンポジウムでは、支援者自身が「自分のせいではない」と心から理解できる感覚を得られます。医療現場からの実体験と知識を基に、自己責任感からの解放を目指します。さらに、4人の専門家によるパネルディスカッションを通じて、自分自身の支援スタイルを振り返り、新たなヒントを得ることができるはずです。難しいと感じていた課題が、シンプルに考えられるようになる瞬間が来るかもしれません。
懇親会もあり、同じ悩みを抱える仲間と出会う機会も設けられています。支援者としての苦悩を分かち合い、明日からの支えとなるコミュニティが形成されることを期待しています。
基調講演者
本田秀夫氏は、信州大学医学部教授であり、子どもの心のケアを専門に行っています。彼の視点は、支援がどのように行われるべきかを根本から再考させてくれます。
開催概要
- - イベント名: シンポジウム「それ、あなたのせいじゃない。」
- - 日時: 2026年6月27日(土)14:00〜17:00
- - 会場: サイボウズ株式会社(東京・日本橋)+オンライン
- - 主催: 医療法人霜月之会/特定非営利活動法人アソビノマド
- - 参加費: 会場・オンライン 各3,000円、懇親会付き5,000円
- - 申し込み: イベントページ
このシンポジウムは、支援者たちが自分自身を責めずに、より良い支援を続けるためのヒントを提供する大切な機会です。ぜひ、この機会を逃さずご参加ください。